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スローレポート 『S-Report』 (9/10号)
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8月にESD(持続可能な開発のための教育)授業デザインフェスタ2009が行われた。
◆◆◆ ESD(持続可能な開発のための教育)授業デザインフェスタ2009 ◆◆◆
「ESD」とは、「持続可能な開発のための教育」のことで、2002年のヨハネスブルグ・サミットで日本の市民と政府が提唱し、日本でも政府によるESD国内実施計画が策定された。その推進のために政府も内閣府を中心に「国連持続可能な開発のための教育の10年関係省庁連絡会議」が設置されている。
ESD教育研究会は、学校教育でESD・持続可能な開発ための教育をすすめるための民間教育研究団体で地域活動や国際活動に実際に携わっている教員を中心につくられた。主に、ESD授業デザインプロジェクトとして教員の場づくり、教材開発、そして進め方の検討などを行っている。そして、本年度ESD授業デザインプロジェクトでは主に「ESDの学校での展開・カリキュラム検討」「ESDとユネスコスクール」をテーマに行なっている。
8月16日、東京都文京区のアカデミー湯島でESD(持続可能な開発のための教育)授業デザインフェスタ2009の「ESDとユネスコスクール」が行われた。
「ESDとユネスコスクール」は「ESD教材活用ガイドブック」の編者であり、ユネスコスクールを推進している東京学芸大学教授の成田喜一郎氏の講演と参加者とワークショップ・検討会を行った。
成田教授は「ESD教材活用ガイドブック」を例にとりながら学校でのESDのあり方や教育のアプローチEASD(Educational approach for Sustainable Development)について述べた。
また、論議では自己覚知、内省、ふりかえり、気づき、行動に結びつくなどの評価の意味と評価の危険性や評価主体の問題などが論議された。
8月22日、同じくアカデミー湯島でESD(持続可能な開発のための教育)授業デザインフェスタ2009の「ESDカリキュラム検討会」が行われた。
「ESDカリキュラム検討会」では北海道教育大学附属旭川中学校教諭松田剛史氏と宇都宮大学教育学部教授陣内雄次氏とともに提案や事例を検討した。
北海道教育大学附属旭川中学校の松田剛史教諭は「持続可能な社会の構築に向けての学習全体計画の策定」として新学習指導要領において明記された「持続可能な社会」に向けての中学校の各教科・領域における学習全体計画づくりについての考え方とその例示述べた。
宇都宮大学教育学部の陣内雄次教授は「乳幼児のためのESD、保育士を目指す学生のためのESD」として大学での保育士養成関係の講義で建築専門家、絵本作家や大学の環境サークルなどと協働した試みと乳幼児のためのESDを述べた。
地域と世界を持続可能にして未来をつくる「持続可能な開発のための教育」を学校ですすめるために授業デザイン・方法の実例紹介などを検討した。
ESD学校教育研究会のよりESD授業デザインプロジェクト「ESDカリキュラム・学習計画検討会」が下記の通り開かれる。
(関連)
愛知サマーセミナーでESD未来をつくる教育
さまざまな実践報告と熱心な質疑応答で会場が盛り上がる
http://www.news.janjan.jp/culture/0907/0907237602/1.php
未来を担う子どもたちに伝える授業を考える
ESD(持続可能な開発のための教育)公開研究会、岩手で開く
http://www.news.janjan.jp/culture/0907/0907066459/1.php
こどもや若者の未来のため、「教育」はどうするか
ESD学校教育研究会が貧困や若者の失業問題などで討論
http://www.news.janjan.jp/culture/0906/0906225604/1.php
◆◆◆ ご案内 ◆◆◆
ESD授業デザインプロジェクト「ESDカリキュラム・学習計画検討会」
地域と世界を持続可能にして未来をつくる「国連 持続可能な開発のための教育」を学校ですすめるために授業デザイン・方法の実例紹介などを行います。
ESD授業デザインプロジェクト「ESDカリキュラム・学習計画検討会」では「持続可能な社会の構築に向けての学習全体計画の策定」案(北海道教育大学附属旭川中学校教諭松田剛史氏)の検討とESD授業の検討を行います。
ESD授業デザインプロジェクト「ESDカリキュラム・学習計画検討会」では「持続可能な社会の構築に向けての学習全体計画の策定」として新学習指導要領において明記された「持続可能な社会」に向けての中学校の各教科・領域における学習全体計画づくりについての考え方とその例示について提案するものです。
8月22日に都内でのESD授業デザインフェスタ2009の中で第1回「ESDカリキュラム検討会」を実施しました。
第2回「ESDカリキュラム・学習計画検討会」
9月26日(土)13時-17時
さいたま市市民活動サポートセンター「南ラウンジ」
さいたま市浦和区東高砂町11-1「コムナーレ」9階
JR浦和駅東口前1分 浦和パルコ9階
http://www.saitamacity-support.jp/gnks13/pub/page.php?id=2#denshabus
第3回 10月12日(予定)
第4回 11月(予定)
主 催 ESD学校教育研究会
〒350-1174 川越市かすみ野2―8―4
持続可能な開発のための教育の10年さいたま内 事務局
fax:049-233-0402 e-mail:info-lab@cyber.email.ne.jp
URL: http://esd.weblogs.jp/:049-233-0402 e-mail:info-lab@cyber.email.ne.jp
fax
以下申込フォーム-------------------------------------------------------------------------
●氏名: *所属団体(あれば):
●メールアドレス: *電話(連絡先よろしければ):
*参加動機(差しつかえなければ):
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TOKYOメディフェス2009
~衣食住+メディア~
今を生きるために必要なもの
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「メディフェス」は、国内の独立系メディアや市民メディア関係者、クリエイターや映画関係者、メディア研究者やジャーナリストなどが集まり、具体的な活動の実践報告や情報交換などを通して、これからのメディアのありかたを考える年に1度のお祭りです。
今年のテーマは「衣・食・住+メディア~いまを生きるために必要なもの~」。未曾有の経済危機が叫ばれる中、誰もが排除されずに暮らしていくにはコミュニケーションとメディアの存在が欠かせません。メディフェスでは「メディア」という[触媒]を用いながら、途切れ途切れになっている人々のつながりを埋め、世界人権宣言19条でうたわれている「コミュニケーションの権利」を改めて問いなおしていければと思っています。
なお本年は、初めて欧米、アジアからコミュニティメディアの一線で活躍する実践者を招く国際シンポジウムを企画。グルーバル化で進むメディアの課題を探り、互いの経験を共有しあうセッションを多数設ける予定です。
名称 第7回市民メディア全国交流集会|TOKYOメディフェス2009
テーマ 衣・食・住+メディア~いまを生きるために必要なもの~
会期 2009年9月20日(日)~9月22日(火)
会場 メイン会場・・・東京ウィメンズプラザ
オープン会場・・・国連大学前
プログラム
9月20日(日)オープニング・基調講演/分科会/全体総括/交流パーティー
9月21日(月)分科会/国際フォーラム/分科会
9月22日(火)分科会/総括ティーチイン/クロージング
※期間中は映画上映も行われるほか、オープン会場にはカフェスペースや展示コーナーを設置。同会場では、ミニFM局やインターネット放送局での放送や配信が行われるほか、多数のワークショップ企画が予定されています。
主催 TOKYOメディフェス2009実行委員会
共催 市民メディア全国交流協議会
協力 国連大学メディアスタジオ/地球環境パートナーシップオフィス/アテネフランセ文化センター
助成 放送文化基金/国際交流基金
賛同団体
あおもりラジオくらぶ/A SEED JAPANメディアCSRプロジェクト
アジア記者クラブ/AMARC JAPAN/アワプラジオ
OurPlanet-TV/映像発信てれれ/FMわいわい
NPO推進青森会議/NPO法人むさしのみたか市民テレビ局
駒澤大学テヅカヨシハル研究室/駒澤大学金山研究会
Slowtimes.net/市民メディアセンターMediR
JCAFE市民コンピュータコミュニケーション研究会
ジャーナリスト・ネット/多言語センターFACIL/デモクラシー・ナウ!ジャパン
東京視点/成田プロジェクト/JCJ日本ジャーナリスト会議
ビデオアクト(有志)/News for the people in Japan
ひょうごんテック/ふぇみん婦人民主クラブ/「まち・ひと中央」
「みんなの翻訳」運営チーム/「やるじゃん!おおた」
龍谷大学松浦研究室/横浜市民放送局Y150
TOKYOメディフェス2009実行委員会
〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-3NSビル OurPlanetTV内
Tel:03-3296-2720 Fax:03-3296-2730
Email:info@medifes.net
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