震災復興シンポジウム「みやぎボイス2021」@仙台メディアテーク
https://www.jia-tohoku.org/archives/2931
B なぜ地元で復興検証が出来ないのか?
阪神大震災後の神戸大他の研究機関や兵庫県・神戸市、まちづく団体等による(組織的な)検証活動に比して、東北での動きは鈍い。ひょうご震災記念21世紀研究機構の存在に比して、かつて県内にあったローカルシンクタンクは被災前にほぼ消滅状況であり、その後の動きも乏しい。地元では、東北大災害研編『『東日本大震災からのスタート 災害を考える51のアプローチ』、兵庫県震災復興研究センターに範をとった「みやぎ震災復興研究センター・復興検証ブレスト」等があるものの、まだ十分な広がりを持ちえておらず、継続的な復興検証の進め方、その体制等について考える。
E 原発災害と社会的分断
福島の問題は日本社会に何を突き付けたのか?あえて、現地の立場から離れて問題を問い直す。「寄り添う」スタンスや、「専門分化して問いを立てる」手法ではみんなの課題で無くなってしまう。社会に開かれた問題設定を行うにはどうしたら良いかを考える。