20201001

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

   スローレポート 『S−Report』 (10/1号)

 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

シティズンシップ教育研究大会2020

 

 日本シティズンシップ教育フォーラム (J-CEF) は10月4日(日)に「シティズンシップ教育研究大会2020」を開催いたします。「シティズンシップ教育研究大会」は、シティズンシップ教育をキーワードに掲げている研究者が多様なディシプリンの垣根を越えた知見交流を通じて、これまでの自らの研究のあり方を振り返りつつ、今後のシティズンシップ教育研究のありようをも共に考えるプラットフォームとして昨年度から始まった場です。昨年度の第1回目の研究大会では、政治学・社会学・教育学・心理学など多様なバックグランドの研究者はもちろんのこと、現職教員や大学院生・大学生の参加もありました。

 

 今年度も、昨年度に引き続き、こうした多様な研究者を繋ぐ場となればと考えています。今年度は「テーマ型自由研究発表」を始めることにしました。同じテーマであっても異なる研究アプローチをとっているために既存の学会では繋がりにくかった研究者が接点を得る機会になればと願っています。

 

 また、今回のシンポジウムのテーマは、「オルタナティブな視点からシティズンシップ教育研究を見直そう」としました。COVID-19パンデミックなど今般の社会状況に伴い、共同体やコミュニケーションの様式やあり方が変化しています。これまでの研究のあり方(目標・視点・方法)などを見直している研究者も多いのではないかという問題意識からのテーマ設定です。

 

 なお、参加者の皆さまの安全を第一に考えて今年度はオンライン開催となっています。オンラインという形態のメリットを活かし、地理的に離れた場所にある方々を繋ぐ契機になればと考えています。

 

 この分野の研究に長く取り組まれてきた方々のみならず、大学院生や学部生の方を含む若手の方や、新たに関心を持たれた方にもぜひ積極的にご参加いただき、シティズンシップ教育研究をともに切り拓いていくプラットフォームとなれば幸いです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

 

[第2-3分科会][15:00~16:30]

 

(2)ESD for 2030とシチズンシップ教育-SDGsでのシチズンシップ教育

 

  長岡素彦(一般社団法人 地域連携プラットフォーム)

 

 

 

 日本シティズンシップ教育フォーラム (J-CEF) は10月4日(日)に「シティズンシップ教育研究大会2020」を開催いたします。「シティズンシップ教育研究大会」は、シティズンシップ教育をキーワードに掲げている研究者が多様なディシプリンの垣根を越えた知見交流を通じて、これまでの自らの研究のあり方を振り返りつつ、今後のシティズンシップ教育研究のありようをも共に考えるプラットフォームとして昨年度から始まった場です。昨年度の第1回目の研究大会では、政治学・社会学・教育学・心理学など多様なバックグランドの研究者はもちろんのこと、現職教員や大学院生・大学生の参加もありました。

 

 今年度も、昨年度に引き続き、こうした多様な研究者を繋ぐ場となればと考えています。今年度は「テーマ型自由研究発表」を始めることにしました。同じテーマであっても異なる研究アプローチをとっているために既存の学会では繋がりにくかった研究者が接点を得る機会になればと願っています。

 

 また、今回のシンポジウムのテーマは、「オルタナティブな視点からシティズンシップ教育研究を見直そう」としました。COVID-19パンデミックなど今般の社会状況に伴い、共同体やコミュニケーションの様式やあり方が変化しています。これまでの研究のあり方(目標・視点・方法)などを見直している研究者も多いのではないかという問題意識からのテーマ設定です。

 

 なお、参加者の皆さまの安全を第一に考えて今年度はオンライン開催となっています。オンラインという形態のメリットを活かし、地理的に離れた場所にある方々を繋ぐ契機になればと考えています。

 

 この分野の研究に長く取り組まれてきた方々のみならず、大学院生や学部生の方を含む若手の方や、新たに関心を持たれた方にもぜひ積極的にご参加いただき、シティズンシップ教育研究をともに切り拓いていくプラットフォームとなれば幸いです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

1.概要

 

 ■日時:2020年10月4日(日)10:00~16:30

 

 ■会場:オンライン開催

 

 ■対象:シティズンシップ教育研究に関心をもつ方々なら,誰も参加できます

 

     若手研究者・院生・学部生のご参加を歓迎いたします。

 

 ■主催:日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)

 

2.全体スケジュール

 

 10:00-12:00 シンポジウム「オルタナティブな視点からシティズンシップ教育研究を見直そう」

 

 13:00-14:30 自由研究発表セッション(1)

 

 15:00-16:30 自由研究発表セッション(2)

 

3.参加費

 

 無料(会員・非会員共通)

 

4.研究大会への参加方法

 

 参加者登録をした方に,シンポジウム・自由研究発表のzoomミーティングルームにアクセスするための情報 (URL,ミーティングID,パスワード)を事前にメールでお知らせいたします。参加を希望される方は10月1日(木)正午までに,エントリーフォームに入力しオンラインでお申し込みください(以降の申込みは受け付けいたしません)。

 

5.大会企画

 

 今回の研究大会では2つのセッションで企画を構成します。

 

 (1)シンポジウム

 

   参加者が一同に会し、共にシティズンシップ教育研究について考えます。

 

 (2)自由研究発表セッション

 

   発表者の研究成果について口頭で発表し、参加者と質疑応答やディスカッションを行います。

 

(1)シンポジウム

 

■テーマ「オルタナティブな視点からシティズンシップ教育研究を見直そう」

 

■趣旨

 

 Covid-19など今般の社会状況に伴い、共同体やコミュニケーションの様式やあり方が変化している。こうした変化に伴い、これまでの研究のあり方(目標・視点・方法)などを見直している研究者も多いだろう。これまで領域横断的・多様な学問分野や方法論で展開されてきた「シティズンシップ教育研究」ではあるが、そこで見落とされてきた課題・対象や視点はなかったのだろうか。

 

 例えば,J-CEF(編)『シティズンシップ教育で創る学校の未来』(東洋館出版,2015)では,シティズンシップ教育が現代的なトピックであり,学校において展開される実践を中心に編集がなされていた。本シンポジウムでは,こうした「学校」「時代性」「子ども」の枠組みに問題を提起し,拡張してきた方に登壇をお願いした。シンポジウムでは,自身の研究を事例にしながら、自分が従来の学問・実践の前提に対してどのような問題意識を有しているか、自分の研究が、実践や研究、ひいては社会の改善にどうつながる(あるいはつながらない)と考えているか、をお話しいただく。その話を踏まえて、参加者自身の研究の前提を振り返り「自分の研究が何を見落としてきたか」「どうすればより良い研究となるか」を再構築できる機会としたい。

 

■パネリスト(五十音順)

 

 斉藤仁一朗さん(東海大学)

 

 佐藤貴宣さん(立命館大学)

 

 藤根雅之さん(美作大学)

 

■コーディネーター

 

 川口広美さん(広島大学)

 

 別木萌果さん(岡山大学大学院)

 

■コメンテーター

 

 桑原敏典さん(岡山大学)

 

(2)自由研究発表セッション プログラム

 

自由研究発表発表セッション①[13:00~14:30]

 

※1人(グループ)20分発表・10分質疑

 

[第1-1分科会]

 

(1)中国における市民性育成のための法教育―新教科「道徳と法治」導入の背景と教科書の特質―

 

  賀 延松さん(岡山大学大学院)

 

(2)地方セイフへの「請願」をボードゲーム化~地方自治における政治主体として合意形成・政策実現を楽しく模擬体験~

 

  仁平貴子さん(NPO法人6時の公共)

 

(3)「私たちの『#』で国政が動いた」ことの認識―未曾有の事態における多元的政策提言―

 

  宮﨑一徳さん(参議院事務局)

 

[第1-2分科会]

 

(1)多文化教育論から見た中国の市民性教育の現状と課題―社会系教科の教科書記述の特質とプログラムの構想―

 

  赫連茹玉さん(岡山大学大学院)

 

(2)イングランドのシティズンシップ教育における児童生徒の 多様性への配慮―「基本的な英国的価値」の教授に着目して―

 

  松田万里阿さん(筑波大学大学院)

 

(3)世界市民を育てる教育~外国にルーツを持つ児童生徒のアイデンティティの観点から~

 

  伊藤光海さん(兵庫県立長田高等学校)

 

[第1-3分科会]

 

(1)オルタナティブスクールにおける子どもたちの「話し合い」「対話」に関する意識変容プロセスの検討

 

  桑田湧也さん(京都大学大学院)

 

(2)シティズンシップ教育の批判的再構築―「Adultism」から「Childism」への理論的転換―

 

  高橋宏維さん(名古屋大学大学院)

 

(3)「フェイクニュース」時代におけるメディアリテラシー育成を目指したシティズンシップ教育プログラムの開発研究

 

  趙 徳慧さん(岡山大学大学院)

 

[第1-4分科会]

 

(1)多文化共生社会を構想する力を育成するグローバル教育の設計

 

  周 星星さん(岡山大学大学院)

 

(2)包摂しない、できない、すべきでない――「洗練された自閉症」としてのシティズンシップ――

 

  松山聡史さん(名古屋大学大学院)

 

(3)青少年期における,ナナメの関係がもたらすもの

 

  枝廣和憲さん(福山大学)

 

[第1-5分科会]

 

(1)コミュニティ形成の場としての博物館の役割とそのための博学連携プログラムの開発に関する研究

 

  曹 青霞さん(岡山大学大学院)

 

(2)平和教育における複数性へのまなざしーM.ハイデガーの思想を手がかりに被爆体験を芸術で表現することの可能性を考える

 

  志喜屋七海さん(東京大学大学院)

 

(3)日独の「遊びの都市」づくりにみる「市民」が現れる場

 

  花輪由樹さん(兵庫教育大学)

 

[第1-6分科会]

 

(1)市民性教育における自律的学習を促すビリーフの形成に関する研究

 

  史 鵬宇さん(岡山大学大学院)

 

(2)社会とつながる初級日本語活動を目指して

 

  金丸 巧さん(東亜大学)

 

(3)ことばで社会とつながる実践―留学生による対話型美術鑑賞と共同詩の活動―

 

  眞鍋雅子さん(神田外語大学)

 

 

 

自由研究発表発表セッション②[15:00~16:30]

 

※1人(グループ)20分発表・10分質疑

 

[第2-1分科会]

 

(1)自己責任論を乗り越えるシティズンシップ教育と教師のゲートキーピング―「貧困」を教師はなぜ・どのように扱おうとするのか―

 

  別木萌果さん(岡山大学大学院)

 

(2)アクティブな主権者の育成を目指したプログラムと評価システムの開発

 

  山田凪紗さん(岡山大学大学院)

 

(3)IB MYP コミュニティープロジェクトの事例−実世界との接点、プロジェクトの個別化を重視したPBLの実践−

 

  高松森一郎さん(ぐんま国際アカデミー中高等部)

 

[第2-2分科会]

 

(1)社会科教育に期待されるシティズンシップとは何か―アクティブな市民へのインタビュー調査に基づいて―

 

  金縄あかりさん(岡山大学大学院)

 

(2)教師のコミュニティ環境における「子どものための哲学」の可能性ーシティズンシップ教育の充実に向けてー

 

  後藤美乃理さん(東京大学大学院)

 

(3)シティズンシップ教育に関わる学校教員の研修に関する一考察―南アフリカ共和国西ケープ州の教育省行政官と学校教員の認識に着目して―

 

  坂口真康さん(兵庫教育大学)

 

[第2-3分科会]

 

(1)リーダーシップの育成を目指したグローバル・シティズンシップ教育プログラムの構想

 

  高 雨さん(岡山大学大学院)

 

(2)ESD for 2030とシチズンシップ教育-SDGsでのシチズンシップ教育

 

  長岡素彦さん(一般社団法人 地域連携プラットフォーム)

 

(3)絆・ギャップとシティズンシップの変容―外国人保護者のPTA役員のインタビュー調査から―

 

  李 暁燕さん(九州大学)

 

[第2-4分科会]

 

(1)市民性教育における科学的リテラシー育成の意義と位置づけ―科学技術発展に伴う問題を考えさせるプログラムの開発を通して―

 

  林 大智さん(岡山大学大学院)

 

(2)部活動でシティズンシップ教育は可能か

 

  長沼豊さん(学習院大学)川中大輔さん(龍谷大学)

 

  古野香織さん(東京学芸大学大学院)由井一成さん(学習院大学)

 

(3)市民を育てるのは学校だけの役割ではないから、地域総出でやってみたらどうでしょう。~福間中発!福津市未来会議を一例として~

 

  宮木裕子さん(合同会社あっと・こみゅにてぃ)

 

[第2-5分科会]

 

(1)外国人技能実習生が直面している問題とシティズンシップ教育―キャリア開発と日本語教育に焦点化して―

 

  HOANG NGOC BICH TRANさん(岡山大学大学院)

 

(2)議論の排除性への抗い―米国ディベートのKritikを手がかりとして―

 

  久島 玲さん(東京大学大学院)

 

(3)シティズンシップ教育としての国際学生フォーラム分析ーコスモポリタン・シティズンシップの観点を中心に

 

  森山 新さん(お茶の水女子大学)

 

[第2-6分科会]

 

(1)消費者市民社会の形成者の育成を目指した消費者教育プログラムの開発―成人年齢引き下げの問題を題材としてー

 

  肖 瑶さん(岡山大学大学院)

 

(2)私が選んだソーシャル・アクション―アクションするから社会が変わる―

 

  林 良昭さん(国際理解研究会 みなみの風)

 

(3)大学の大規模授業におけるシティズンシップ教育—オンラインによるアクティブ・ラーニング実践—

 

  佐野淳也さん(同志社大学)

 

 

 

6.「シティズンシップ教育研究大会2020」実行委員(五十音順)

 

 唐木清志(筑波大学人間系教授)

 

 川口広美(広島大学人間社会学研究科准教授)

 

 川中大輔(龍谷大学社会学部講師)

 

 桑原敏典(岡山大学教育学部教授)

 

 斉藤仁一朗(東海大学課程資格教育センター教職研究室講師)

 

 古田雄一(大阪国際大学短期大学部准教授)

 

 古野香織(東京学芸大学大学院)

 

7.「シティズンシップ教育研究大会2020」シンポジウム実行委員(五十音順)

 

 井上昌善(愛媛大学教育学部講師)

 

 奥村尚(広島大学大学院)

 

 越智大貴((NPO法人こどもNPOシビックスクール理事)

 

 川口広美(広島大学人間社会学研究科准教授)兼運営委員

 

 桑原敏典(岡山大学教育学部教授)兼運営委員

 

 久保美奈(広島大学大学院)

 

 別木萌果(岡山大学大学院)

 

8.お問合せ先

 

 日本シティズンシップ教育フォーラム事務局

 

 E-mail info■jcef.jp(担当:川中)(■を@に置き換えてください)

 

  Slowtimes.netは、誰もが生きやすい生活や仕事のありかた(スローライフ・スローワーク)について考えたい、何かしてみたいというひとに情報を提供する市民メディア、オルタナティブメディアで、ネットワークトジャーナリズムを目指しています。

   Slowtimes.netサイトをリニューアルしました。このサイトは最初はウェブ(HTML)でつくられ、続いてCMS(Xoops)となり、さらに、今回の形となりました。

   今回のSlowtimes.netサイトのリニューアルは、ネットの情報発信がメールマガジンやメールニュースなどの「メールメディア」とブログなどの「ウェブメディア」を融合し、映像や音声を使ったカタチにシフトしていくのに対応したものです。

関連しているもの(リンク)

 

◆メールニュース・メールマガジン

 1999年より発行のメールニュースの週刊「S-Report」は、20年を超えて、メール配信しました。
 現在はこの場所で配信しています。

 

 

◆メディア★カフェ
メディア★カフェはメディアや情報をテーマにしている活動を紹介し、気軽に話し合うカフェです。

 カフェTV、市民メディア・ブレゼン、インフォマーシャル(Infomercial)などを行います。

 

◆フォーラム

 市民メディア全国交流協議会、MELL EXPO (メル・エキスポ)どのメディアのフォーラムに参加しています。

 

サイト・プライバシーポリシー

 当サイトではサイト・プライバシーポリシー・サイト参加規約などを定めています。

 

検索

 

   (c) Slowtimes.net

2009.2006.2004.1999 All rights reserved

(関係サイト)