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スローレポート 『S−Report』 (7/10号)
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◆◆◆ 南相馬の経済・産業復興に向けた取り組み ◆◆◆
iSPP 情報支援プロボノ・プラットフォームの総会・記念セミナー
6月28日、福島県南相馬市(及び東京、仙台)でiSPP 情報支援プロボノ・プラットフォームの総会・記念セミナーが行われた。
iSPP 情報支援プロボノ・プラットフォームは震災支援をICTによる情報支援で個人が自分のスキルを生かして行うプロボノ団体で、東日本大震災などの災害の直接支援の他に調査・提言・仕組みづくりを行っている。2013年度は「超広域災害における NPO の連携モデル」調査、情報支援レスキュー隊、「IT☓災害」会議、被災地スタディツアーなどを行ってきた。
今回のiSPP 情報支援プロボノ・プラットフォームの総会・記念セミナーは南相馬をメイン会場として東京、仙台のネットで結んで開催された。
「震災から3年が経過して、復興しつつあるところ未だ方針も決まらないところ、被災地の状況も斑模様を呈している状況かと存じます。
このような中で、原発被害のある地域は未だに深刻な状況であり、未来に向けて復興に取り組んでおられる方々も多くいらっしゃいますが、風評被害をはじめ停滞している経済活動の中で悪戦苦闘されている状況です。
本年のiSPP総会では、このような情況に置かれている南相馬をメイン会場として東京と仙台をビデオ会議システムで結んで3元中継で開催します。
南相馬会場では行政、地元経営者、NPO団体等のキーマンに、現在の状況と復興に向けての課題及び将来ビジョンについてご講演いただくとともにワークショップも開催して思索を深めたいと思います。
南相馬会場では総会に引き続き、農家民宿し翌日は相双地域の視察ツアーも開催いたします。ご都合にあわせていずれかの会場でご参加いただければ幸いです。」(趣旨)
まず、「南相馬の復興に向けた取り組みについて」として南相馬市経済部企業誘致担当の狩野成昭氏は、南相馬市の経済・産業復興のために核となる企業を誘致しているが困難も多く、また、市内の企業・商店などの復興、起業にも東電補償との兼ね合いですすまないと述べた。
次に、「20キロ圏内、避難指示解除準備区域に開設されたコワーキングスペース」として南相馬の小高ワーカーズ・ベース和田智行様は、東電賠償に影響するため仕事を再開できない、起業出来ないところで、コワーキングスペースやインキュベートを行う難しさを語った。
そして、「南相馬におけるIT関連の人材育成と今後の取り組みについて」として南相馬ITコンソーシアム監事の但野謙介氏は、ITコンソーシアムをつくり企業や研究機関などと訓練や仕事の受注を行っているが、ICT情報産業の基盤のない地域での展開の困難さを述べた。
震災と放射能の影響で仕事を奪われ、住民が流出していく中で、経済・産業復興をICTで行うために行政・インキュベーター・コンソーシアムがICT情報産業の基盤のないなか奮闘しているが、制度や東電賠償の問題で困難を極めている。
しかし、 政府はこの状況に有効な施策を打ち出せていないが、南相馬の住民、行政、インキュベーター、コンソーシアムが南相馬の経済・産業復興に向けた取り組みは着実にすすんでいる。
とあえて言いたい。
iSPP 情報支援プロボノ・プラットフォーム
http://www.ispp.jp/
◆◆◆ ご案内 ◆◆◆
「学びの共同体が地域をつくる!」
団体・グループのそもそものあり方をみつめたいアナタに!
全国で展開するステキな地域づくりの事例を通して、
「学びの共同体」とは何なのかを考えます。
男女共同参画も含め、多様な立場の人が生きやすい 地域づくりの実現をめざして、 <実践のためのポイント>を ワールドカフェ形式でわかちあいましょう!

■日時:2014年7月18日(金) 13:30~16:30
■会場:北九州市立男女共同参画センター‘ムーブ’5F 小セミナールーム
■参加費:500円(託児あります)
■定員:40名
 講師・ファシリテーター
長岡素彦
一般社団法人 地域連携プラットフォーム 共同代表理事
認定 NPO 法人「持続可能な開発のための教育の 10 年」推進会議(ESD-J)理事
★「学びの共同体が地域をつくる!」交流会もあります。
企画・運営 特定非営利活動法人GGP(ジェンダー・地球市民企画)
「ジェンダーや人権、暴力などについて、知識がある、或いは頭ではわかっているつもりでも、自己や社会を変革して行くための行動に結びつけるには、何か感情を揺り動かすきっかけが必要です。
特定非営利活動法人GGP(ジェンダー・地球市民企画)では、ジェンダーや人権、暴力などの問題に関心を持たない人が、このような問題を自分の身近なものとして考え、自ら主体的に行動を起こすきっかけづくりになるよう活動を広げたいと思っています。」
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「九州地区における「国連ESDの10年」総括事業 つながろう、ひろげよう市民と世界
~国連ESDの10年締めくくり会合in九州~」
日程:2014年7月12日(土)
会場:福岡県北九州市小倉北区馬借1-3-9
TKP小倉シティセンター
主催:北九州ESD協議会
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こどもエコクラブ&ESDフォーラム
2014年8月9日~14日
会場:SMBCパーク栄(愛知県名古屋市中区錦3-25-29)
岡山大学Junko Fukutake Hall
東京国際フォーラム・中央区環境情報センター
こどもエコクラブ全国事務局他
子どもたちが、自らのESDの取組を日本全国に発信する
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楽しいワークショップと実践がいっぱい!「第32回全研」参加者募集スタート!
ここで自主ラウンドテーブルを行います。
学校と地域で使えるワークショップ「ESDの作り方と持続可能な未来」
8月9日(土)の15:30~18:00 70分 聖心女子大学(東京都渋谷区広尾)
ここでは、ESDの総括年にあたり、今まで10年培ってきたノウハウでできた学校と地域で使えるワークショップを説明、体験します。
「ESDの作り方」は、実際に環境教育やいろいろな教育のプログラムをESDにしていくプログラム・ワークショップです。
これは実際に持続可能な地域づくりと小学校でのESD実践をもとに、文科省の国研のESDメソッドをもとに、環境省の実証事業として神奈川県内の多くの地域づくり関係者や教育関係者とで実施したものです。
「持続可能な未来」は、小さな地域の発展から震災・環境破壊などをテーマにESDを系統的学ぶプログラム・ワークショップです。
2003年以来も多くのESDワークショップを行い、震災後それらの集大成としつくられたのがこの「持続可能な未来WS」です。各地で実施し、また、全国でESDコーディネータープログラムを取り入れて、さらにバージョンアップして2015年に刊行されます。
1.「ESDの作り方」
あおざね社中 小宮菜摘さん(武蔵野美術大学)、 村山史世さん(麻布大学地域環境研究室)
2.「持続可能な未来WS」
持続可能な開発のための教育の10年さいたま、ESD学校教育研究会 長岡素彦
3.論議
32回目を迎える「開発教育全国研究集会」のテーマは「ESDの10年と開発教育-
持続可能な社会の実現に向けて教育ができること」です。
楽しいワークショップとたくさんの実践から、「こんな授業をやってみたい!」
「こんなプログラムを地域でやりたい!」というヒントを得られる2日間です。
開発教育、ESD、市民教育、国際理解教育などに関心のある方、学生さん、実践
者の方の参加をお待ちしています。初心者の方もぜひ、どうぞ。
▼日時
2014年8月09日(土)10:00~18:00(9:30受付開始/18:30~自由参加の懇親会)
2014年8月10日(日)10:00~16:30(9:30受付開始)
▼会場
聖心女子大学(東京都渋谷区広尾4-3-1)
https://www.u-sacred-heart.ac.jp/access/index2.html
▼参加費
2日参加 8,000円(DEAR会員・学生は6,000円)
1日参加 4,000円(DEAR会員・学生は3,000円)
▼対象
教員、学生(教員志望の方には特におすすめ)、NPO/NGO関係者、青少年団体、
国際協力・交流関係者のほか、テーマに関心のある方ならどなたでも。
▼1日目(9日)のプログラム
9:30- 受付開始
10:00-11:45 ワークショップ体験(7プログラム)
A. 開発教育入門講座「パーム油のはなし」をつかって(DEAR入門講座チーム)
B. ワークショップ版・世界がもし100人の村だったら(佐藤友紀/DEAR大阪)
C. 新・貿易ゲーム(向井一朗/桜美林大学)
D. 「援助」する前に考えよう(斎藤聖/DEAR理事)
E. 写真で学ぼう!地球の食卓(星久美子/DEAR)
F. もっと話そう!エネルギーと原発のこと(阿部眞理子/IVY)
G. 水から広がる学び(八木亜紀子/DEAR)
13:00-15:10 開会式+シンポジウム
『100人村』から、今、考える持続可能な開発
ゲスト 池田香代子さん(ドイツ文学翻訳家・ 口承文芸研究家)
15:30-18:00 実践・研究報告(4コマ)&自主ラウンドテーブル(11コマ)
実践・研究報告(4コマ)
1.世界を知ろう・大切なものを考えよう・共に生きよう
2.スクールコットンプロジェクトによる、民官企業・学校・JICA連携
3.沖縄の学生によるESDの授業づくり‐学びの地図を活用して
4.高尾山ESD‐ダイアログの場から学びを紡ぐ
自主ラウンドテーブル(11コマ)
1.学校と地域で使えるワークショップ「ESDの作り方と持続可能な未来」
2.「児童労働とコットン」を考える体験型ワークショップ
3.新・「おいしいチョコレートの真実」体験ワークショップ
4.福島の家族会議After3.11
5.今日はフェアトレードの日!?
6.関東大震災ジェノサイドの残響‐開発教育に何ができるか
7.「ニホンジン」とは誰のことか‐多文化共生を読み解くために考える実践
8.防災教育ツールをつかって災害時の避難行動を考えよう
9.食育ゲーム「もったいない鬼ごっこ」
10.「世界一大きな授業」参加報告と実践への提案
11.参加者みんなで考える 人格形成のための出題例
18:30-20:00 交流会(参加費別途2,000円)
▼2日目(10日)のプログラム
9:30- 受付開始
10:00-15:30 課題別分科会(6コマ)
第1分科会 サスティナブルな学校づくりへ~愉しいESDへの第一歩
(ゲスト:横浜市立永田台小学校校長・住田昌治さん、他)
第2分科会 世界と私と未来をつなぐ授業づくり~ESD・開発教育を教室へ
(ゲスト:大阪府立西成高等学校・肥下彰男さん、他)
第3分科会 開発と障害~「感動をありがとう!」を越えて
(ゲスト:障害平等研修ファシリテーター・曽田夏記さん、他)
第4分科会 持続可能な貧困削減と開発教育
(ゲスト:逗子フェアトレードタウンの会・長坂寿久さん、他)
第5分科会 開発教育・ESD実践者の学びをふりかえる
(早稲田大学:近藤牧子さん・南雲勇多さん)
第6分科会 知り、考え、本当に行動できてる?~アクションに向けて
(ゲスト:自立生活支援センターもやい・稲葉剛さん、他)
15:45-16:30 全体会+閉会式
▼開催趣旨
今、地球上で起きている貧困や格差、人権侵害や環境破壊などの「持続不可能な
社会」の要因は、実は、日本の社会・経済の構造やわたしたちの生活のあり方に
大きく関係しています。
ESD(持続可能な開発のための教育/Education for Sustainable Development)
は、このような開発課題を構造的に捉え、自分とのかかわりに気づき、問題解決
のために行動することをめざす教育活動です。「国連ESDの10年」の最終年である
今年の全研では、あらためて開発教育・ESDがこの10年間でどのような取り組みを
してきたのかを、ふりかえります。
全国各地の開発教育・ESDの実践共有や経験交流を通して、みなさんと一緒に持続
可能な社会づくりの課題と方向性を見出したいと思います。
▼主催
第32回開発教育全国研究集会実行委員会
▼協力
聖心女子大学
▼後援
文部科学省、外務省、環境省、東京都、ユネスコ・アジア文化センター、
国際協力機構、「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議、
国際協力NGOセンター、関西NGO協議会、自治体国際化協会、他(申請中を含む)
▼参加申込み・お問い合わせ先:
特定非営利活動法人 開発教育協会(DEAR)
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41富坂キリスト教センター2号館3階
TEL 03-5844-3630 FAX 03-3818-5940(平日10:00~18:00)
http://www.dear.or.jp/zenken2014/
※各プログラムは定員に達し次第締切ります。
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「かすかな光への」上映とワークショップ
http://kasuka-hikari.com/
日 時:2014年8月31日(日)午後1時30分
申込み:フォーム
https://ssl.form-mailer.jp/fms/75ccf218306831
場 所:文京区民センター3階3C会議室
(地下鉄春日, 後楽園駅)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754
主 催:関係性の教育学会(EPA)
http://epajapan.jimdo.com/event/
参加費:500円
問合せ:kasan[at]mac.com
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ESD
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