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ESDの10年・地球市民会議2013 

 

 

 10月18日、ESDの10年・地球市民会議2013(主催   文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、共催「ESDの10年·世界の祭典」推進ファーラム

認定NPO法人「持続可能な開発のための教育10年」推進会議(ESD-J)、立教大学 ESD研究センター)が 岡山コンベンションセンターで開かれた。

 

 

「ESDにたずさわる多彩なプレーヤーが一同に会し、日本そして世界の最新動向を共有。ESDをもっと広めるための課題について参加型の討議を行いながら、2014年のDESD最終年をオール・ジャパンで盛り上げるシンポジウムです。」

 

 主催者の文科省の開会の辞、岡山市長による共催者挨拶、来賓挨拶が行われた。

 

「ESDに関するユネスコ世界会議開催に向けたユネスコの取組みの現状報告」として文部科学省の岩本国際交渉分析官による説明があった。また、世界会議の提案のESDのグローバルアクションプログラムに関するESD-Jをはじめとした意見に謝意を述べた。

 

  基調講演1「世界におけるDESD10年の振り返り·評価と「ESDに関するユネスコ世界会議」への期待」として元国連大学学長ハンス·ファン·ヒンケル氏の講演が行われた。

 まず、ESDが終わる訳ではなく、世界会議はマイルストーンであり、今後はMDGと人間の安全保障の関係の中で進められ、ESDのグローバルアクションプログラムによって行われる。

 

 基調講演2「ESD先進国ドイツにおけるDESD10年の振り返り·評価と「ESDに関するユネスコ世界会議」への期待」として

フレーメン大学のゲオルク·ミュラー·クリスト氏の講演が行われた。

 ドイツにおけるDESD10年の取り組み、振り返り·評価を語り、拠点としての持続可能な大学について述べた。

 

 その後、「ユネスコスクール世界大会について」(ACCU)、「持続可能な開発のための教育に関する拠点の会議」(国連大RCE)、「ユース·コンファレンス」(五井)、「ESDの推進のための公民館·CLC会議」(岡大、同委員長)、「ステークホルダー会議開催に向けた岡山市での受け入れ準備状況の紹介」(岡山市)「ESDに関するユネスコ世界会議開催に向けたあいち·なごやの受け入れ準備状況」(同委員会)などの現状と最終年に向けた取組みの紹介がされた。

 

 

 

 午後は3つの分科会が行われた。

 

 分科会「地域のガバナンスを徹底的に高める」では、持続可能な地域づくり・ESDを多様な主体が行うためのマルチホルダープロセスによる意思決定・合意形成の仕組みづくりの必要性や、私たちの生活にある持続可能な地域づくり・ESDでの市民や基礎自治体のイニシアティブと市民の育成の重要性を論議し、地域ガバナンスの役割を検討した。

 事例として、岡山市における公民館を中心としたESDの取り組み、内子町でのESD的コミュニティの地域計画づくり、奈良市の歴史のESD、稲城市の2050年の大人づくり、北九州市の女性によるESDなどの実例を聞き、論議した。

 

 分科会「ESD教材のアーカイブ化を積極的に進める」では、「ESD教材のアーカイブ化」をどんな教材か、その対象は、どんな方法で誰が進めるかを論議した。

 図書館、映像アーカイブ、新聞社などの事例を聞き、今あるものがどこにあるのかから始まり、それをつなぐ整理する、そして、新たにつくるプロセスも教材であり、成長する教材をともにつくりたいということになった。

 

 分科会「優れた実践をみんなで積極的にほめる」では、ESDの「良いプロジェクトに光を当てる」「良いプロジェクトを褒める」活動を持続的に構築することについて議論した。

 地球環境基金、ESD大賞、生物多様性アクション大賞、復興支援岡山高校生アワードなど事例を聞き、ほめることはエンパワーメント、シェアであり、グッドプラクティスを評価するプロセスの中で「ほめる」仕組みをつくり、内発的に高め、共有し、教育としての普遍性を目指す。

  

 全体会では3分科会のまとめ個別発表が行われ、ESDJ代表理事の阿部治氏と文部科学省の岩本国際交渉分析官、フロアとの対話·パネルディスカッションが行われた。

 

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