20130718

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 スローレポート 『S−Report』 (7/18号)
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◆◆◆  「福島県浪江町が目指す希望の計画づくり」 ◆◆◆


 6月26日、つくたま塾「福島県浪江町が目指す希望の計画づくり」(NPO法人都市づくりNPOさいたま)がさいたま市浦和コミュニティセンターで行われた。

 

 


ここからも読めます。http://www.slowtimes.net/2013/06/26/20120626/

 

  2012年8月に「復興への道筋と24のプロジェクト」、2013年3月に「浪江宣言13.03」を住民団体が中心になり話し合いを重ねて練り上げました。双葉郡浪江町は一部では放射能汚染で様々な制限を受けていますが、少しづつですが復興に向けて動き出しています。そんな過程をお話していただき、埼玉にいる私たちが関わることの可能性を探りたいと思います。 趣旨 

 

 

 NPO法人都市づくりNPOさいたま「さいたま市を中心とした地域を活動基盤とする、都市づくりの専門家集団を核としたNPO法人です。さいたま市及びその周辺地域で、地域を支える人材の育成、交流を図るとともに、広く市民、企業、行政等との連携・協働のもとに、地域の都市づくり・まちづくりに主体的かつ継続的に関わっていくことを目指しています。」   http://www.tsukutama.info/

 


  福島県双葉郡浪江町は東日本大震災で被災し、福島第一原発事故により多数の被害者を出し、3月15日より二本松市に仮の役場が設置され、多くの住民が同市を始めいろいろな場所に避難している。現在も、大半が人が住めない「警戒区域」で、残りは「計画的避難区域」である。  早稲田大学教授の佐藤滋氏は、以前から二本松市のまちづくりに係っていたことから、浪江町の主に商工業者の方を中心とした住民と町役場と復興についての話し合いを進めて行き、浪江町と住民のつくるまちづくりNPO新町なみえと佐藤氏が所長をつとめる 早稲田大学都市地域研究所とで研究協定を結び、計画づくりに着手した。  その後、「まちづくりNPO新町なみえ」主催のもと、浪江町民の皆様の生活やコミュニティの再建に向けた取り組み「なみえ復興塾」が行われた。 


  まず、3つのビジョンとして元通りの浪江の復興、沿岸部を自然にもどしながら復興、新しいまちづくりとロードマップをしめして、検討に入った。  そして、コミュニティが分散化され孤立している状況において、仮設住宅制度を改め、復興住宅も含めて「まちに育てる」仕組みを構築する。  それは、受け入れ自治体とも有機的関係を結び、独自の分散居住に対応する包括的生活サポートシステムと分散居住地をつなぐ交通・統合型移動システムと情報交流ネットワークにより、広域で重層化されたネットワークコミュニティを構想している。  この構想は「浪江宣言 13.03 −協働復興まちづくりに向けた具体像と、実現へ向けた協働の仕組みの提案−」として提案されている。  しかし、 広域避難者、関係者からからは商工業中心で農業、漁業の問題が反映されていない、また、沿岸部を自然にもどすというが生業はどうするのかなどの意見が出された。   同氏はとりあえず計画をつくらなくてはすすまない、また、この希望の計画づくりで実現したいと述べた。  復興におけるグランドデザインの重要性と、計画をつくらなくてはすすまないことは事実であり、  また、住民からすれば、それぞれの生活基盤の回復をどうするのかなど課題は多いことも確かだ。 

◆◆◆             ご案内              ◆◆◆


第31回「開発教育全国研究集会 in 富山」参加者募集スタート!  http://www.dear.or.jp/zenken2013/  

 

2013年8月17日(土)-18日(日)@富山高専本郷キャンパス
「人々がともに生きることのできる公正な社会」の実現をめざす開発教育。今年の全研は「北陸から発信する人づくり」をテーマに富山で開催します。富山といえば薬。その昔、富山の薬売りは漢方薬を全国の家庭に届けると共に、地域をつなぐ役割も担っていました。「漢方薬」は、和薬や漢薬など複数の生薬から構成された薬で、人が本来もっている力を引き出しながら、じわじわと効く薬です。富山は住みやすさ日本一、福井は幸福度日本一、そして石川は農業遺産など豊かな自然と歴史ある文化が誇りです。そんな北陸の地で、未来を拓く人づくりに効く“漢方薬”をつくり、それぞれのフィールドに処方しましょう。開発教育、ESD、市民教育、国際理解教育などに関心のある方、学生さん、実践者の方の参加をお待ちしています。

★実践・研究報告を行います。
実践・研究報告 2013年8月17日(土) 15:10~16:40
3.ESDと復興~震災体験をいかした未来をつくる教育・ESD発表者:長岡素彦(ESD学校教育研究会)
 震災体験をいかした未来をつくる教育・ESDについて、こども・若者の震災体験に関する調査や震災支援の過程で得た知見にもとづき論じる。今まで、震災によって生じた社会のあり方や生き方の問直し、自然・災害、科学技術・原子力に関する問題に対して、実際の支援を行いながら「東日本大震災以降の教育・ ESDのあり方」を検討し、 持続可能な地域をつくる ESDコーディネーターの必要性などの考察を行い、学会や全研で発表してきた。これらをもとに、昨年の調査や仙台、盛岡、大槌町、山田町などで行った「ESDと復興」での教員、児童・生徒、父兄、学校関係者などとの論議の成果を踏まえて、震災体験をいかした教育・ESDを発表する。また、その具体例として気仙沼市の小中学校で行われているESD・防災復興教育の意義を語り、自ら各地で行っているESD教材「持続可能な未来」実践などを具体的に説明し、他の実践者・研究者と論議を深めたい。
▼日時2013年8月17日(土) 10:00~18:10(9:30受付開始/18:30~自由参加の懇親会)2013年8月18日(日) 10:00~16:00(9:30受付開始) ▼会場富山高等専門学校本郷キャンパス(富山県富山市本郷町13番地)http://www.nc-toyama.ac.jp/campus/hongo01.html▼参加費2日参加 6,000円(DEAR会員・学生は5,000円)1日参加 3,000円(DEAR会員・学生は2,500円) ※フィールドスタディ参加者は、別途500~1,000円が追加でかかります。※希望者には幕の内弁当を用意します(600円/要事前申込)。
▼対象教員、学生(教員志望の方には特におすすめ)、NPO/NGO関係者、青少年団体、国際協力・交流関係者のほか、テーマに関心のある方ならどなたでも。
▼1日目(17日)のプログラム9:30- 受付開始10:00-10:15 開会式・オリエンテーション10:15-11:45 基調講演 「デンマークの教育とPBL(Problem-Based Learning)」 講師:Anette Kolmosさん(デンマーク・オルボー大学)
13:00-14:45 ワークショップ体験(5プログラム)  A. 開発教育入門講座(DEAR入門講座タスクチーム) B. 世界がもし100人の村だったら(竹内美幾・根石修/いーち) C. 地球の食卓(山本康夫/FGねっと) D. エネルギー・ワークショップ(八木亜紀子/DEAR) E. ファシリテーションのコツ講座(定村誠/TIE)15:00-18:10 実践・研究報告(2コマ)&自主ラウンドテーブル(15コマ) 実践・研究報告(40分×2ラウンド) 1.学校現場における国際理解教育実践録 2.ブログを活用した日米交流による平和学習 3.ESDと復興~震災体験をいかした未来をつくる教育・ESD 4.留学生との交流会を実施して 自主ラウンドテーブル(90分×2ラウンド) 1.ちがいに気づくダイバーシティ野外キャンプ体験 2.在日朝鮮・韓国人と共に生きるために互いに理解を深める学習会 3.教育と貧困 4.「現役高校生と一緒に考えた『新・わたしん家の食事から』カードゲーム版 5.駆け抜けた男~孫基禎さんの生涯とその後の我々との交流 6.地域防災力向上のための新たな避難行動ワークショップ 7.先住民族・アイヌと開発教育 8.沙漠化の最前線で明日の技術を考える~富山高専・中国内モンゴルESD研修 9.メコン河のダム開発から考える「開発」 10.大学生が見て感じたベトナム・カンボジア体験報告
18:30-20:30 交流会(参加費別途2,000円) 

▼2日目(18日)のプログラム
9:30- 受付開始 10:00-14:45 課題別分科会(3コマ)+フィールドスタディ(2つ) 第1分科会 開発教育/ESDへのPBLの可能性 第2分科会 「本物」を扱う子ども主体の授業づくり 第3分科会 開発教育の今後 フィールドスタディ1 持続可能な暮らし・農・エネルギー フィールドスタディ2 呉羽丘陵の里山を活用した人づくり、ふるさとづくり
15:00-16:00 全体会+閉会式
▼共催特定非営利活動法人 開発教育協会/DEAR第31回開発教育全国研究集会実行委員会▼協力とやま国際理解教育研究会(TIE)いしかわ地球市民の会(いーち)ふくいグローバルねっとわーく(FGねっと)▼助成一般財団法人 日本国際協力システム▼後援外務省、文部科学省、環境省、(財)自治体国際化協会、(独)国際協力機構、(特活)国際協力NGOセンター、富山県、(公財)富山県ひとづくり財団、富山市、富山市教育委員会、とやま国際センター、ユネスコ協会富山支部、他※一部申請中のものも含む
▼参加申込み・お問い合わせ先:特定非営利活動法人 開発教育協会(DEAR)〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41富坂キリスト教センター2号館3階 TEL 03-5844-3630 FAX 03-3818-5940(平日10:00~18:00)http://www.dear.or.jp/zenken2013/http://www.facebook.com/ngoDEAR※各プログラムは定員に達し次第締切ります。▼開発教育協会/DEARとは?南北格差・環境・紛争・貧困など、地球上で起こっている諸問題はわたしたちの生活と無関係ではありません。開発教育とは「知り・考え・行動する」という視点でその解決に取り組んでいくための市民による教育活動です。開発教育協会は国際協力NGOや国連関係団体、地域の市民団体など約50の民間団体と教員など約700名の個人で構成される教育NGOです。1982年に発足して以来、開発教育と呼ばれる国際理解や国際協力をテーマとした教材の発行(約30点)や、講師派遣(年間150回)、参加型学習の普及推進を行なっています。教材『ワークショップ版世界がもし100人の村だったら』で国際人権教材アワード受賞(2004年)。
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