201306061

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 スローレポート 『S−Report』 (6/6号)
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      ◆◆◆    NPO・大学の連携のヒント  ◆◆◆      

 

            ~インターンシップ~

 

 5月25日、「彩の国NPO・大学ネットワーク」の全体会(年度報告会)がさいたま市で開かれた。

 ここからも読めます。http://www.slowtimes.net/2013/05/25/201305251/

 

  この団体の設立の経緯・趣旨は下記の通り。

 

  「平成19年度から3年間にわたり開催された「NPO・大学シンポジウム」の実行委員会が提案した「NPO・大学シンポジウム 埼玉宣言」を受け、この宣言の趣旨に賛同するNPOや大学、企業、行政などが、大学生の学びの場の充実やNPOと大学の協働の更なる促進に向けて共通課題の解決を図るため。」
 埼玉大学教授の松本正生氏の挨拶の後に 、事例発表が行われた。
 事例1として芝浦工業大学システム理工学部三浦研究室「安全・健康の街づくりに向けた自治会との協働事例「住環境プロジェクト」」では同大の三浦研究室の学生が発表した。 三浦研究室では、「ご自身のまちを愛されている方々に少しでも役に立ちたい」という想いでも関東各地で住快環プロジェクトを行っている。 この住快環プロジェクトは、住民と三浦研究室が、話し合いからアンケート調査から始め、サポートして実測調査も行い、地域の改善を支援している。 実際に、上尾市の陣屋町内会の会長が住快環プロジェクトの事例を語った。 同町内会は約700世帯加入してるが、従来より住民が夜間に道路を利用する際不安に感じていたが、要望だけではなかなか街灯の設置はされなかった。 これに対して、三浦研究室が夜間の明るさの科学的・都市計画的調査を行うことで、上尾市役所に合理的な調査結果の報告し、まちが明るくなった。 また、これらの活動をすすめて町内の防犯ボランティア活動を活発化して、県内のモデル事例になったという。
 芝浦工業大学システム理工学部三浦研究室http://www.mmlab.se.shibaura-it.ac.jp/
  事例2として獨協大学経済学部高松ゼミ「共助の取組発信(吾野宿のまちづくり等の広報)」では同大の高松ゼミの学生が発表した。 高松ゼミは、県内各地での地域活性化に向けた活動や埼玉県ふるさと支援隊などの活動を行っている。   そのうち、今回は「高齢化や過疎化の進行等により、農林業や地域活動の維持が困難な状況にある埼玉県内の中山間地域」への大学・学生の力を活かす埼玉県ふるさと支援隊として飯能市吾野地区での活動の報告が行われた。  高松ゼミは、吾野地区の生活を学生の学びの場にしながら、「大学生の若い視点から同地区の人、自然、資源を生かした活用方策による協働活動を実施することを活動の目的としています。現在、耕作放棄地の再生作業や特産品開発を通じて住民との交流を図るとともに、地域資源マップの作成により都市住民との交流を促進する活動を展開中」である。  獨協大学経済学部高松ゼミ http://www2.dokkyo.ac.jp/~msemi011/
 その後、「平成25年度以降の運営方針及び事務局の件」として、彩の国NPO・大学ネットワークの事務局を件からさいたまNPOセンターへの移管と、25年度事業としてNPOインターンシップを加速化させるためにインターンシップ部会を設けることなどが提案され、承認された。
 その後、「NPO・大学の連携のヒント~インターンシップ~」をテーマにワールドカフェが行われ、インターンの受入れ、プログラムの課題、NPOと大学の連携によるインターンシップの可能性などが話し合われた。  最後のまとめでは、私たちの行っている地域起業・NPOインターンシップの紹介も行うことができた。

◆◆◆             ご案内              ◆◆◆

多文化共生とESD 名古屋
関東での多文化共生の状況とESDについての調査にもとづいた報告を陣内雄次氏(宇都宮大学教育学部教授)から聞き、参加者による愛知の多文化共生の状況とESDの論議をします。  日 時:2013年6月17日(月)午後6時30分から8時場 所:中部大学名古屋キャンパス3階・中部大学国際ESDセンター分室    名古屋市中区千代田5-14-22    JR中央本線「鶴舞」駅名大病院口(北口)下車すぐ    地下鉄「鶴舞」駅下車北へ約100m    http://www.chubu.ac.jp/location/index.htmlゲスト:陣内 雄次(宇都宮大学), 長岡 素彦(ESD-J理事),     古澤 礼太(中部大学国際ESDセンター)進 行:淺川 和也(東海学園大学)参加費:無料(定員15名)共 催:ESD学校教育研究会. 平和教育地球キャンペーンNAGOYA問合せ/申込み:info-lab@cyber.email.ne.jp-----------------------------------------------
ESD-J全国ミーティング2013 in 岡山「未来へつなぐを現場で学ぶ」
 来月、岡山で岡山市と連携して開かれるESD-J全国ミーティング2013 in 岡山「未来へつなぐを現場で学ぶ」を行います。
 基調講演「ESDと震災~災害教育という考え方」でRQ災害教育センター代表理事の広瀬敏通氏さん、復興の分科会4には阿部正人さん登場です。 私が企画・運営しているこの分科会には岡山大学も参画しています。 また、私が行うポスターセッションもあります。 尚、岡山の方には参加割引があります。

分科会4「体験・実例から語る復興のコーディネート」          (6月16日9:30~ 岡山大学津島キャンパス「自然科学研究科棟」2Fにて)
宮城県南三陸町小学校教員の阿部正人氏(気仙沼在住)をゲストに、全体会でも講演いただく広瀬氏をコメンテーターに迎え、岡大の学生の事例なども 聞きながら、震災復興でのコ―ディネーターの役割について、コ―デネーション留意点等を整理しつつ、参加者のみなさんと一緒に考えます。
以下、予定。
◉発表
■「体験・実例から語る復興のコーディネート ー伊里前と小泉の事例を通して」
 発表者 宮城県南三陸町小学校教員阿部正人氏(気仙沼在住) 60分程度
 気仙沼で先進的にESDをすすめてきた阿部氏は震災復興で学校のある伊里前で学校と地域をつなぐコーディネート、住んでいる小泉では地域と外部をつなぐ コー ディネートを行ってきました。 その実践報告からコ―ディネーターの役割やコ―デネーションのあり方、持続可能な復興、ESD・防災・復興教育について語ります。 ESD関係、防災以外にも、 日本学術会議「災害と環境教育~内発的なESDからの復興の 道筋の展望~」などで講演を行っています。

■「地域コミュニティ主導型の要援護者支援システムの提案ー岡山市民の津波避 難行動・ 意識の実態をふまえてー」
 発表者 岡山大学大学院環境生命科学研究科1年 佐々木麻衣氏 15分   岡山市民の津波避難行動・意識に対する現状及び課題を、アンケート調査やシミュレーション解析をもとに明らかにするとともに、それら結果をふまえた地域 コミュニ ティ主導型の要援護者支援システムを提案する。
 ご担当  岡山大学大学院 環境学研究科氏原岳人先生
■「安心・安全のまちづくり-留学生が見た東日本大震災-」 15分
 発表者 岡山大学 王雲風氏、ジュリ・ムテ―氏、エレノア・ジェーミソン氏、秀川佳苗氏
東日本大震災の記憶は、時間が経つにつれて薄くなっているように感じられます。しかし、南海トラフ地震など災害の危険性は常に考えなければなりません。岡山大学では、南三陸町と気仙沼市へ留学生と向い、岡山でできることを考えてみました。日本人とは違った外国人の気づきを通じて、安心・安全なまちづくりについて考える活動を行っています。
ご担当 岡山大学大学 地域総合研究センター岩淵泰先生  

◉コメント  一般社団法人RQ災害教育センター代表理事 広瀬敏通氏 20分

11:30~13:20 ◉パネルディスカション(質疑含む)・ランチミーティング  発表者・コメンテーターが並び、論議と質疑
 途中、ランチしながらになります。食事を持参されるか、予約をお勧めします。

■ポスターセッション
1日目の13:00より開会までの間、及び休憩時間に会場内及びホールにてポスターセッションを行う予定です。
題名:「ESDと復興 ー 岩手編」組織:ESD学校教育研究会発表者:岩手大学教育学部 梶原昌五、持続可能開発のための教育の10年さいたま 長岡素彦
題名:「震災でのこども・若者の力を活かしたESD・ESDコーディネーター 持続可能な未来へ」組織:持続可能開発のための教育の10年さいたま発表者:持続可能開発のための教育の10年さいたま 長岡素彦
ESD-J全国ミーティング2013 in 岡山【参加者募集】http://www.esd-j.org/j/topics/topics.php?itemid=3326&catid=89 

「未来へつなぐ」を現場で学ぶ
~2014年のESDユネスコ世界会議と2015年以降のESDの推進に向けて~
今年のESD-J全国ミーティングは、「ESDの視点を持ったコーディネーター育成とそのネットワークづくり」をテーマに、国内でもっともESDが盛り上がっている場所のひとつ、岡山市で開催します。岡山市は2005年に、学校や市民団体、企業、行政など、立場や分野の違う人たちが集まりESD を推進する「岡山ESDプロジェクト」を立ち上げました。市内に37 ある公民館を地域のESD 推進拠点と位置づけ、それぞれの地域でESD を進めています。今回は、これらの公民館の活動をコーディネートしている「つなぐ人」や、全国各地のキーパーソンとともに、それぞれのテーマごとにESDコーディネーターの果たす役割やコーディネートのコツなどについて、参加者のみなさんとともに学びあっていきたいと考えています。また、全国ミーティングの前後では、岡山市主催のエクスカーションが企画されています。この機会に、ESDの最先端岡山市の取り組みに触れ、「未来へつなぐ人」への第一歩を踏み出してみませんか?
■日時 2013年6月15日(土)13:00~    受付&ポスターセッション           14:00~18:00 全体会      6月16日(日)9:30~     分科会(各会場)           13:30~16:00 全体会
■会場全体会 岡山大学(岡山市北区津島中1-1-1)津島キャンパス「自然科学研究科棟」2F(東門近く)分科会(2日目午前中) ・高島公民館(岡山市中区国府市場99-5) ・岡西公民館(岡山市北区下伊福西町1−48) ・京山公民館(岡山市北区伊島町2丁目9−38) ・岡山大学津島キャンパス「自然科学研究科棟」2F
■参加費:2日間参加 正会員/学生/岡山県内参加者:2000円               一般:4000円(交流会費別途:3000円)     1日のみ参加 正会員/学生/岡山県内参加者:1000円               一般:2000円 
■定員:120名 (先着締め切り)
■主催:認定NPO法人 持続可能な開発のための教育の10年推進会議(ESD-J)
■共催:岡山市(予定)
■プログラム(案) ※内容については、多少変わることがございます。【2013年6月15日(土)】13:00 受付&ポスターセッション14:00 開会14:15 現場での ESD 実践拡大に向けて     ~2014年に向けた文部科学省と環境省の取組を聞く~15:15 「ESDと震災~災害教育という考え方(仮)」     ゲスト:広瀬敏通氏(一般社団法人RQ災害教育センター)    災害復興の現場で、さまざまな活動を通して、ESD的な学びが生まれています。 16:10 「未来へつなぐ人(ESDコーディネーター)」育成プロジェクトについて16:50  岡山市の取り組みの紹介、分科会の紹介18:00 終了(18:30~懇親会:大学生協カフェピーチユニオン3Fにて)
【2013年6月16日(日)】9:30 分科会(各会場にて)① 高島公民館「生物多様性をいかした地域づくり」 定員25名② 岡西公民館「人と地域の力を引き出すコーディネーション」 定員25名③ 京山公民館「学校と地域が連携したESD」 定員25名④ 岡山大学「体験・事例から語る復興のコーディネート」 定員45名※各分科会会場で、ランチミーティング13:30 全体会 「岡山を通してESDのコーディネーションを学ぶ」 15:00 2014年の取り組みをつなぐ、そしてその先へ 16:00 終了
★お申し込み☆
※分科会、エクスカーションについては下記を参考にしてください。
※エクスカーションは5月末締め切りです(ただし、定員に達したら締め切ります)。
≪エクスカーションのご案内≫ *岡山市主催*
○6/14(金)「アートを通して島の歴史を感じる直島の旅」         集合:10時30分            JR岡山駅在来線中央口前            (岡山駅構内コンビニのハートインが目印です)         参加費:2,000円程度(交通費のみ)             別途、食事代・施設入館料がかかります。         定員:15名程度詳細(6/14)はこちら
※瀬戸内国際芸術祭2013in直島の見どころについてはこちらをご参照ください。
○6/17(月)「岡山のルーツをめぐる水の旅          ~旭川・百間川から児島湖へ~」         集合:8時30分            JR岡山駅西口広場         参加費:1,500円(昼食代)         定員:20名程度
≪分科会の詳細について≫① 高島公民館「生物多様性をいかした地域づくり」 定員25名 天然記念物のアユモドキの生息地でESDに通じる保護活動が進められている地域にある高島公民館では、地域まるごと博物館としての取り組みを進めている高島エコミュージアムの方をゲストに迎え、地域の環境を活かしたESDやそのための地域内コーディネーションにスポットを当てます。
② 岡西公民館「人と地域の力を引き出すコーディネーション」 定員25名 岡西公民館では、人と地域の持つ潜在的な能力を引き出しつなげる(コミュニティプランニング)という観点でESDを深めます。まちなかの利便性の高い地区にもかかわらず、独居の高齢者率が高く、どうすればみんなが安心して住めるまちになるのか、そのための取り組みや仕組みづくりの中核を担おうとしている岡西公民館の館長がゲストです。
③ 京山公民館「学校と地域が連携したESD」 定員25名 京山公民館では、「学校と地域(公民館)と教育委員会が連携して一体的にESDを進めるためには、どういうコーディネーションが必要か」をテーマに、各学校長や担当の先生方、公民館長や職員、教育委員会の担当者などと一緒に、三者連携のためのコーディネーションについて深めます。ユネスコスクール校でもある京山中学校の校長先生や京山公民館の館長等をゲストにお迎えする予定です。
④ 岡山大学「体験・事例から語る復興のコーディネート」 定員45名 宮城県南三陸町小学校教員の阿部正人氏(気仙沼在住)をゲストに、全体会でも講演いただく広瀬氏をコメンテーターに迎え、岡大の学生の事例なども聞きながら、震災復興でのコ―ディネーターの役割について、コーディネーションの留意点等を整理しつつ、参加者のみなさんと一緒に考えます。


■問い合わせESD-J事務局 担当:山本、村上〒116-0013 東京都荒川区西日暮里5-38-5日能研ビル201TEL:03-5834-2061 FAX:03-5834-2062E-mail:zenkoku2013@esd-j.org
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