絆プロジェクト三陸さんから、陸前高田市の「側溝の泥だしで、ほぼ毎日のように遺骨が発見されます。(略)14日現在、陸前高田市の行方不明者は217人。その何倍の人が、家族の帰りを待ち焦がれているだろう。」という報告があった。
昨日、仏教者の方と、未だ弔われない震災被害者の方とご遺族のこと、そして、悲しみの行方について話していたところでした。(ありがとうございました)
長岡撮ったの写真のように陸前高田市ではかさ上げを開始しますので、土を盛ってしまうと見つけることができないです。
絆プロジェクト三陸さんから
陸前高田市に、泥かきに行ってきました絆プロジェクト三陸スタッフ@小林です。
震災から2年以上経過したこの街でなぜ今も、側溝の泥かきをしているのかご存知でしょうか?
先週、骨盤の一部が見つかりました。
今まで見つけてあげられなくて、ごめんね。
2年以上も、こんなに狭い、暗い、冷たいところに閉じ込められて。
どんなにか、家族の元へ帰りたかったことだろう。
ここは陸前高田駅の、駅前です。
そんな場所なのに、泥かきされずに埋まってる。
まだ誰かが、見つけてくれるのを待ってるかもしれないのに。
かさ上げされてしまったら、もう探せないのに。
今日は平日にもかかわらず、約150人のボランティアが集まりました。
でも、陸前高田市の側溝はまだまだ埋まってる。
一本松を見に来たついででもいい。
通りかかったついででもいい。
1時間でも、30分でもいい。
みんなで掘れば、たくさんたくさん掘れば、誰かが家族の元に帰れるかもしれない。
14日現在、陸前高田市の行方不明者は217人。
その何倍の人が、家族の帰りを待ち焦がれているだろう。
これが、陸前高田市の現状です。
知ってください。
伝えてください。
あなたが陸前高田に行けなくても、あなたの話を聞いた誰かが、行こうと思ってくれるかもしれない。
どうか、伝えてください。