20130227

「追い出し部屋は当然!」 “オレ様”に蝕まれる若手社員の叫び:日経ビジネスオンライン

 

「追い出し部屋を作りたくなる気持ちも、分かりますよ。だってね、こんな言い方をするのは気が引けるんだけど、私の同世代の中には百害あって一利なしっていう、たちの悪い人っているんですよ」
 追い出し部屋──。陰湿さとやるせなさが漂うその“部屋“の存在が、大々的に報じられたのは、昨年末。
 「赤字にあえぐパナソニックグループに、従業員たちが『追い出し部屋』と呼ぶ部署がある」という文言で始まった記事には、100台ほどの古い机とパソコンが並ぶがらんとした室内に、様々な部署から正社員113人が集められ、退職強要とも受け止められる“業務“を課せられているなど、企業の卑劣なやり方が記されていた(朝日新聞2012年12月31日付朝刊)。
 会社側は、「新たな技能を身につけてもらい、新しい担当に再配置するための部署。会社として退職を強要するものではない」(広報グループ)と説明しているということだが、集められた社員の中には、「希望退職するか異動を受け入れるか」の二者択一で配属されたケースもあり、「余剰人員を集めて辞めるように仕向ける狙い」と受け止められている。
 「追い出し部屋」と思われる部署は、ソニーグループ、NECグループ、朝日生命保険などにもあり、「企業開拓チーム」という名目のもと、自分自身が社外での自分の出向先を見つけることを業務内容としている会社もあるのだという。
男性が語った「追い出し部屋を作りたくなる」最大の理由
 まぁ、言うなれば新手のリストラ。これまでにもターゲットを絞って、じわりじわりと退職を迫るやり方は実際あったわけで。それをひとまとめにして、「事業・人材強化センター(パナソニックグループ)」と、それなりの名称を表向きは付けつつも、「やっていることは、陰湿なリストラだ!」と、その新しい手法にメディアが噛みついたのだ。
 で、「それはひどい!」「解雇規制をなくせばいいだけだ!」と賛否両論が巻き起こっている中、「追い出し部屋を作りたくなる気持ちも分かる」と、冒頭の男性がこぼした。
 彼は大企業から関連会社に転籍し、現在、取締役として勤務している方。言葉を慎重に選びながらも、企業の厳しい現状と追い出したくなる理由を、本音で語ってくれた。
 百害あって一利なし、か。
 最近は「濡れ落ち葉」と若い社員たちから揶揄される中高年社員もいると言われているだけに、何とも胸が痛む。だが、男性の話を詳しく聞いてみると、「あ~。それだったら仕方がないよね」という気持ちになった。
 要するに、「稼げない人におカネを払いたくない」という気持ちを超えた問題が生じていたのだ。リストラがどうだとか、終身雇用がどうだとか、仕事ができる、できないという問題を超えた、会社というコミュニティーに損失をもたらす中高年社員の存在。
 「追い出し部屋を作りたくなる最大の理由」は、若い社員への悪影響だったのである。
 そこで今回は、「追い出したくなる人々」について、考えてみようと思う。

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