201302151

 

 

 

 

 

平成24年度

 

気仙沼市教育研究員研究発表会

 

 

 

 2月15日、平成24年度気仙沼市教育研究員研究発表会が気仙沼市立新月中学校で行われた。

 

「気仙沼市教育研究員のこれまでの研究内容を発表し、更なる研究の充実を図るとともに、今後の気仙沼市立学校における防災教育の具体的な推進の方策、課題等について探る。」

 

 この目的で気仙沼市教育委員会では各校の現場教員が研究員となって、今回の震災の被害をもとにした防災教育・ESD+防災計画を2年にわたり研究を策定した。

 

 

 まず、気仙沼市教育委員会教育長白幡勝美氏のあいさつ、来賓の紹介の後に、今日の発表会の説明があった。

 

 その後、共通研究主題『東日本大震災を踏まえた気仙沼市の防災計画・防災教育の改善』について、 防災計画研究チームが「気仙沼市の防災計画モデルプランの提案」、防災教育研究チームが「気仙沼市の防災学習プランの提案」を行った。

 

 

 発表I「気仙沼市の防災計画モデルプランの提案」では、防災計画研究チームから研究全体構想及び研究概要の説明が行われた。

 

 研究全体構想説明として、教育委員会が気仙沼市立学校の防災教育に関して、震災後改めて防災計画・防災教育調査を行い、その結果から「気仙沼市の防災計画モデルプラン」、「気仙沼市の防災学習プラン」を気仙沼市教育研究員が研究・策定したことを述べた。

 それは、従来気仙沼市立学校で行われていたESDをもとに、こどもたちが発達段階に合わせた「自助」「共助」「公助」を身に付け、地域の伝承に学び、未来をつくることができるものであるという。

 

 「気仙沼市の防災計画モデルプランの提案」では、災害対応マニュアルの構築、異校間の連携・ネットワーク組織づくり、避難所運営のあり方・連携の検討を行い、その具体策が述べられた。

 

 

 発表II「気仙沼市の防災学習プランの提案」では、防災教育研究チームから研究概要の説明が行われた。

 

  「気仙沼市の防災学習プランの提案」では、気仙沼市立学校の防災教育の実態から始まって、ESDの視点による防災教育、創造的復興教育の授業づくり、防災単元配列表、防災シート作成と、その授業実践が述べられた。

 

 

「指導・講評」として京都大学大学院地球環境学堂国際環境防災マネジメント論分野准教授のショウ・ラジブ氏は防災の基本について語り、国連防災世界会議で定められた「災害に強い国・コミュニティの構築:兵庫行動枠組2005-2015」以降は防災に教育の視点が盛り込まれたことを述べた。

 

 また、この点において気仙沼防災教育の取組みを高く評価して、今まで行ってきた取組みのトップダウンとボトムアップのいいところをいかして、幅広い横のつながりをつくることが重要と語った。

 

 そして、今回の研究・実践を「自助」「共助」「公助」に分け分析し、教育研究員それぞれにやり残したことなどを問い、今後の気仙沼市の防災計画モデルプラン」、「気仙沼市の防災学習プラン」を論議した。

 

「震災による心理的な影響とその後の心のケア」 として宮城県臨床心理士会スクールカウンセラー担当理事の高橋総子氏が被災したこどもたちの心理やそのケアについて述べた。

 

 被災によって、こどもたちが肉親や友達がいなくなったことに対して生き残った後悔や喪失のストレスが大きいことを指摘し、適切なカウンセリングの必要性を説いた。 一方、こどもたちの心の復元力・レジデンスを信じ、教員のケアの重要性を語り、専門家、教員による長期的な支援を訴えた。 

 

 

 パネルディスカッション「東日本大震災から2年:大震災を乗り越えるために学校は何をすべきか ~防災教育,復興教育,心理的な支援の視点から~」が行われた。
 パネリストとして京都大学大学院地球環境学堂准教授ショウ・ラジブ氏、宮城県臨床心理士会スクールカウンセラー担当理事高橋総子氏、気仙沼市教育委員会教育長白幡勝美氏を迎え、コーディネートを同教委の指導主事の及川幸彦氏が会場とともに論議した。

 

 この気仙沼の試みは学校の防災計画と防災教育・ESDがリンクしており、ESDにもとづいた独自のオリジナルの50のワークシートを作成し、実際に学校実施して作成された。

 現場の声を反映し、更に研究を深めたもので、これは県や国でもできないレベルのものになった。   

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