「避難者支援への視点」
「避難者支援」に関して、20年来パレスチナ支援と反原発運動に関わっている者として私見を述べさせていただく。避難の必要性や必然性に関しては、健康影響の評価にも諸説あり、年齢や立場や意志によっても線引きは難しく、何より未だに収束しておらず先行きも不透明であるから、具体的な議論は横に置いて、建前論の域を出ないことはお許し願いたい。また、私は法律家でも放射能の専門家でもなく、市民社会の構築による社会正義の実現をめざす一活動家に過ぎないことも断っておく。
「すべての子どもが100%を生きられる社会に」
★全ての人に、無条件で人権がある
現代に生きる私たちは、世界人権宣言や日本国憲法によって自由・平等・安全が保証され、その基本的人権の上に、自分の人生を切り開く権利を有しています。そして歴史的文化的に、あるいは社会状況によってハンデを負ってきた女性や障害者、難民などに特別に配慮するため、様々な国際人権条約や条例がサポートしています。