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スローレポート 『S−Report』 (12/20号)
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◆◆◆ 「ESDと復興 岩手」 盛岡 ◆◆◆
11月23日、「ESDと復興 岩手」(主催:ESD学校教育研究会、協賛:NPO法人環境パートナーシップいわて)がアイーナいわて県民情報交流センターで開催された。
http://www.slowtimes.net/2012/11/30/201211231/
「今回の東日本大津波に際して、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
私たち「ESD学校教育研究会」では、子ども時代に災害に関しての広範な知識がないと、大人になって街作りに関わるようになったときに、災害に強い街を作るための市民としての発言ができないのではないかと考えており、市民全員が社会システム作りに関わるための「持続可能な未来を作るための学校教育」について考えて来ました。
学校教育に関わらず、これからの被災地や日本全体の様々な防災対策の展開について 沢山の方々のご意見をうかがいたいと思っていますので、どうぞご参加下さい。」(趣旨)
まず、 岩手大学教育学部の梶原昌五准教授(ESD学校教育研究会)による趣旨説明・問題提起が行われた。
ESD学校教育研究会の長岡素彦が、ESDとESD持続可能な開発のための教育の震災教材"東日本大震災をふりかえり、今を見つめ、対話する『未来をつくるBOOK』"(認定NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議 ESD-J)について語った。
次に、岩手県山田町の船越小学校のPTA会長の黒澤克行氏が、船越小学校の津波から避難の状況や小学校の再建に関する地域の論議などを語った。
また、中学校養護教諭で当時船越小学校養護教諭であった藤原冬美氏が、発災時からの船越小学校の様子と学校再開、仮校舎の状況、そして、こどもたちの心の問題などを語った。
そして、東京板橋から来た成増小学校の学校支援地域本部の地域コーディネータの白鳥円啓氏が市民として学校支援、同氏が企画した地元での企業とNPOが協働した防災教育プログラムについて語った。 参加者からも、自らの体験や三陸各地の各集落毎の津波の歴史と津波後の集落の再形成の歴史データの紹介、岩手県がすすめている復興教育の内容などが語られた。
その後、参加者全員で被災地では、勝手にすすむ「復興」、産業が無い、担保がない、仕事のがないなどの問題点、一方、全国で東北の実情を知らないことがあるなどの論議がされ、どのように教育を保障し、こどもと地域の未来をつくるかを語り合った。
ESDと復興 岩手 ユースフォーラム 岩手大学
13時からは「ESDと復興 岩手 ユースフォーラム」が 岩手大学教育学部(主催:ESD学校教育研究会、岩手大学教育学部 梶原昌五)で開催された。
ここでは、大学、学校支援地域本部、社会教育、ソーシャルビジネスの立場から問題点と解決プランを考えた。
学校支援地域本部を中心に学校と地域・企業・行政の協働をコーディネートして、ESDカレンダーで横断的、総合的に行う。
また、公民館などの社会教育施設を中心に学校と地域・企業・行政の協働をコーディネートして、ESDカレンダーで横断的、総合的に行うなどのプランが出た。
地域のフャーチャーセンターを中心に学校と地域・企業・行政の協働をコーディネートして、ESDカレンダーで横断的、総合的に行うなどのプランが出も出された。
◆◆◆ ご案内 ◆◆◆
関東ESD学びあいフォーラム2013 ESDの視点をプラス
身近な活動を持続可能な地域づくりにつなげよう
【日時】 2013年1月26日(土)10:00~17:00
【会場】 ガールスカウト会館
(→http://www.girlscout.or.jp/contents/wp-content/themes/girlscout/images/kaikan_map.pdf)
地域には、さまざまな課題を抱えた人がいます。日本語が不自由で生活に困る、農業の後継者がいない、安心してのびのび遊べる場所がない、身近な環境を守りたい・・・・。
そんな課題を解決しようと始まった取り組みは、時に地域に広がり、多様な人をつなぎ、かかわった人たちを元気にしていきます。そんな活動に共通するポイントはなんでしょうか?
本フォーラムは、活動の実践者や地域のコーディネーターの皆さまと、地域によくみられる課題解決の取り組みを、ESDの視点でブラッシュアップするワークを通して、それぞれの活動を持続可能な地域づくりや人づくりにつなげていくポイントを共有することを目指します。
*ESD:持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)
●こんなNGO・企業・学校・つなぐ人にお勧めです 環境各地域のESDに関心を持つ市民活動実践者、教員、企業人、行政職員 市民参加やボランティアのコーディネーターなど
【プログラム内容】
10:00 全体会 講演「持続可能な地域をつくるESDの視点とは」 森 良(ESD-J理事)
11:15 分科会 「身近な課題に、ESD的に取り組むには?」
①環境教育をいかして多文化共生をすすめたい 太田祥一氏(群馬県生涯学習課)
②地域とつながりをつくりたい 菊地敦子氏(workshop”reco”) ③地域の環境を大切にした農業を守りたい 加藤大吾氏(都留環境フォーラム)
④貧困で未来を描けない子どもをなんとかしたい 栗林知絵子氏(豊島WAKU WAKUネット)
(12:00~13:00昼食・休憩)
14:45 全体会 「ESD化するための視点を抽出し共有しよう」
1)各分科会からの発表
2)ふりかえり、グループワーク&全体セッション
16:30 情報共有:+ESDプロジェクトのご紹介
関東でのESDコーディネーター研修のご紹介
17:00 終了
☆申し込みはこちら(→https://goo.gl/h5tuj)sw
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