20121211

 

 

東日本大震災・復興の「震災・復興と居住」と

ESDワークショップ「持続可能な未来」

 

宇都宮大学教育学部

 

 

ESDと復興 宇都宮

 

コミュニティカフェ ソノツギ

 

 

 

 12月11日、宇都宮大学教育学部の「地域居住論」で東日本大震災・復興の「震災・復興と居住」とESDワークショップ「持続可能な未来」ESD学校研究会の長岡素彦を行った。

 

 まず、講義としてESD(Education for Sustainable Development)について述べた。

 ESDとはヨハネスブルグサミットにおいて日本が提唱し実現した「国連持続可能な開発のための教育の10年」は、2005年から2014年迄行われる「持続可能な開発のための教育=Education for Sustainable Development」のことであり、これは社会・環境・経済・文化の視点から、人類が直面する様々な課題に取り組み、公正で豊かな未来を創る「持続可能な開発」を実現する力を、世界各地に生きる私たちひとり一人が学び育むことを目指している。

 

 次にESDワークショップ「未来をつくるBOOK」を行った。

 日本のESDのナショナルセンター(NGO)である「国連持続可能な開発のための教育の10年」推進会議が気仙沼教育委員会などの協力でつくった作成した「『未来をつくるBOOK』は、主に被災地から遠く離れた場所で、それぞれの大震災を体験した子どもと大人が、もう一度、そのとき起こったことを思い出し、より深く被災地のことを知り、大切にしたいことは何なのかを深く見つめ、探る時間に出あうためにつくりました。

 
震災を機に見えてきた社会のほころびや、本当に大切なことについて、さまざまな場所で対話を生み出すこと、被災地のことを忘れず復興への思いを持ち続けること、そしてどのような未来をつくりたいのかを問い続けること、それが持続可能な社会づくりにつながっていくと私たちは信じています。」


震災からのESDテキスト『未来をつくるBOOK』ご活用ください。

http://www.esd-j.org/j/topics/topics.php?itemid=3223&catid=176

 

このテキストの「第1の扉 大地震」の章のファクト、インタビューなどを読み、それぞれが体験したーしなかった震災の体験を話し合った。

「そのとき、誰のことを考えてましたか?」の問いでは、家族や友人が多く、大切なひとは誰かを語った。

「大変だったこと、不安だったことはありましたか?」の問いでは、電気がない、情報が無いなどを語り合い、 自分の体験をしっかりと振り返り、体験と感情の共有を行った。

 また、被害の程度は大違いにしても被災地の人々も同じをことを考えていることを指摘した。

 

 次に、被災地の復興の現状や福島の放射能汚染地域での暮らしを語り、同時に帰れない人々がいることを述べた。

 そして、「第5の扉 被災地のくらし」の章のファクト、インタビューなどを読み、それぞれが論議した。「住みなれた町にもどることができないかもしれない人たちがいる 。 あなたは何を思いますか?」の問いでは、まず、自分がまちもどれないとしたら、そして、どうしたかを論議した。

 自分がまちもどれないとしたらいいかについては、自分事として考えた上で、地元を復興する、他の土地で生活を再建するなどの意見が交わされ、この状態をどうしたらいいかについて論議を深めた。

 

 

 さらに、ESDワークショップ「持続可能な未来」を行った。 

 

 「ESD(持続可能な開発のための教育・持続発展教育)WS・教材『持続可能な未来』は、この「持続可能な未来」のプログラムは、世界・地域を持続 可能にし、私たちのよりよい未来をつくるための問題解決を学ぶためのワークショップです。 

 

 ここでは未来をつくるために持続可能な開発(持続発展)戦略をとります。  

 今ある知識で判断せず、いろいろな知識を得て、さらにお互いに学ひあって、未来をつくる力を養い、新しい知恵を生み出 してください。

 この中で、3の第1の悲劇「環境破壊」では公害を、4の第2の悲劇「自然災害」では震災と津波を取り上げています。」

 

  ESD(持続可能な開発のための教育・持続発展教育)WS・教材『持続可能な未来』 長岡素彦

 

 1の「小さなまちの発展の問題」を説明し、4の第2の悲劇「自然災害」のアクティビィティを行った。

 この内、今回は津波編を使い、津波の被災地の被害や復興の現状を説明し、問題点を提示した。(図参照)


 

 論議では、行政課題として防潮堤について住民の意見を広く、数多くの人から聴くこと、また、丁寧に説明を数多くする必要があるなどの意見が出された。

 

 住民課題として、多様な意見を出すこと、少数意見の尊重などが提案された。

 

 また、コーディネーターとしてNPO、専門知識による判断、知識の普及を行う大学の役割が言われた。


 そして、こどもや若者の意見を反映されていないのが問題であると指摘され、多くの多様な立場の人により論議を行い、未来を構想することが重要という結論になった。

 

 学生たちは東北外に住む普通の人と同じぐらいしか、被災地の現状は知らなかったが、被災地の現状を聞き、自分たちで持続可能な復興のあり方を論議した。

 その論議は被災地で論議されていることも多く語られ、参加型の学習によってどこかで聞いた話による論議ではなく、自分事として考え、論議して未来を構想することができた。

 

 ESD・持続可能な開発のための教育、持続可能な復興は、どこかにある知識を都合よく使って地域や世界のしくみを説明するではなく、こどもや若者の未来世代と現世代が未来の構想をつくりながら、学びあい、実現して行くことである。

 

 ここでも、それができた。

 

 また、「ESDと復興 宇都宮」(主催:ESD学校教育研究会)がコミュニティカフェソノツギで開催された。

 ここでは、沿岸被災地ばかりでなく、原子力災害の福島の事例や中越、三宅島、神戸の事例もふくめて、まちづくりとしての復興が論議された。

 

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