ESDの10年・地球市民会議2012
「ESDの10年・地球市民会議2012」(主催「ESDの10年・世界の祭典」推進フォーラム)が11月27、28日に東京で開かれた。
27日は、開会の辞、来賓あいさつに続いて、基調報告「2014年、DESD最終年への取り組みと世界の潮流について、現場からの最新報告。」が世界各国からの報告が行われた。
その後、「日本のESD事例報告としてRCE(国連大学高等研究所)、ユネスコスクール(公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター (ACCU))、企業(グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク)、2014年DESD最終年会合開催都市の報告、「中国からのESD実践事例特別報告」が行われた。
これまでのESD推進活動の成果、これからのESD推進の構想づくり、つなぐ仕組みづくり、2014年後のオールジャパンでのESD推進について語られた。
「クロージングセッション」では、ESDJ阿部代表のコーディネートで2014年までやること、2014年に成果報告をいかにするか、そして、2014年後のESD推進の仕組みづくりを論議した。
28日、個別テーマワークショップとして「防災教育と気候変動教育」、「生物多様性とESD」「持続可能な生産と消費」、「歴史文化遺産と人材育成」、「貧困撲滅と社会的公正のための教育」が行われ、これらを受けて「個別発表」として個別テーマワークショップの発表が行われた。 「クロージングセッション」では、ESDJ阿部、重代表のコーディネートにより、パネリストと参加者によって、「具体的にESDをどうすすめるか。学びを日常化していくこと」、「5つのテーマのつながり」、「つなぐ装置としてのESDを2014年以降どうするか」、「全国のESD情報をつなぐ仕組み」、「ユネスコ会合にどうインプットするか」、「無関心層の取り込み」、「震災からの再生」などが論議された。