20121115

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 スローレポート 『S−Report』 (11/15号)
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◆◆◆  くびき野メディフェス2012 -2 ◆◆◆

 

 10月27、28日に第10回市民メディア全国交流集会「くびき野メディフェス2012」(くびき野メディフェス2012実行委員会)が新潟県上越市で開催された。

 

以下、WEBでも同じ内容を読めます

http://www.slowtimes.net/2012/10/28/20121028/   

 

 この『メディフェス』は、市民メディアの実践者や研究者、関連する人たちが年に一度集う祭典で、「全国の皆様と交流を深め、市民メディアの活動・研究の発表、シンポジュームなどを通して今後のメディアのあり方を話しあう」ものです。     

 

 くびき野メディフェス2012    

 http://kubikino-medhifesu.p-kit.com/  

 

「第10回目の記念すべき今年は、新潟県は上越地方のくびき野が舞台です。この地でささやかながらも市民メディアとして活動している私達「くびき野みんなのテレビ局」がホスト役となり、全国の皆様をお迎えいたします。市民が自ら発信者となるとき、何を伝え、どのように伝わり、繋がっていくのか、明日を開くメディアをともに考えていきましょう。」(同実行委)

 

  Slowtimes.netでは分科会 <地方紙と市民によるメディアの新しいあり方>を実施した。


 28日  分科会<市民放送って何?-原点にもどる-><3.11後の市民メディア最前線~パブリックアクセスの制度化に向けて~><おまん た知ってっかね!? 1円切手の前島密><災害を超えて日常を支える持続可能なコミュニティー放送のあり方とは?><市民メディアとしてのワンセグ放送に関する実験報告>などが開かれた。


 Slowtimes.net 分科会  <地方紙と市民によるメディアの新しいあり方> 

 

 Slowtimes.net 分科会<地方紙と市民によるメディアの新しいあり方>では、地方紙と市民によるメディアの新しいあり方の実例を開き、参加者とともに論議します。

 

 埼玉新聞社クロスメディア局企画編集部長の吉田俊一氏が「埼玉新聞社の市民参加紙面の取り組み」、NPO法人埼玉情報センターの生越康治氏が「埼玉新聞社と市民の共働の取り組みについて」、東京新聞読者応答室室長の鈴木賀津彦氏が「新聞と市民メディアについて」のお話を頂き、slowtimes.net代表の長岡素彦と参加者と「地方紙と市民によるメディアの新しいあり方」を論議します。」(趣旨)  

 

まず、コーディネーターの長岡素彦が今までのメディフェスでの分科会での検討内容と、今回の趣旨を説明した。

 

 「埼玉新聞社の市民参加紙面の取り組み」として埼玉新聞社クロスメディア局企画編集部長の吉田俊一氏が新聞各社の市民記者の取組みと問題点や埼玉新聞のタウン記者の内容などを語った。 そして、現在取り組んんでいるシニアと大学・大学生とNPOで行っている新聞紙面づくり「ユース with シニア」をについて述べた。  

 

「埼玉新聞社と市民の共働の取り組みについて」としてNPO法人埼玉情報センター理事の生越康治氏は、NPOが主張ではなく、客観的に市民に伝えなれなければ市民活動が広がらないと述べた。 そのために情報発信講座や埼玉新聞との共同プロジェクトを行い、現在はさいてま市に提案して市民協働の広報プロジェクトを行っているという。

 

「新聞と市民メデイア」として東京新聞読者応答室室長の鈴木賀津彦氏は東京新聞が受け手ではなく、発信者としての読者とつくる紙面が重要と述べた。

 3.11以降に読者応答室として原発再稼働反対デモを取り上げないのはなぜかという読者の問いに答え、 また、指摘をうけて政治家の収入についての記事の内容を訂正したなどの実例を語った。 

 

 その後、slowtimes.net代表の長岡素彦、パネリスト、参加者と「地方紙と市民によるメディアの新しいあり方」を論議した。 

 

 このように新聞と読者との応答・コミュニケーションと紙面参加の新しい試みが、新しいメディアのあり方を示している。

 

 Slowtimes.net分科会資料 「企画書」 PDFhttp://www.slowtimes.net/app/download/6150877615/%E4%BC%81%E7%94%BB%

E6%9B%B8.pdf?t=1349317897

分科会<NPO PRESSの舞台裏 ご当地(上越)で聞く過去・現在・未来> 

 

 分科会<NPO PRESSの舞台裏 ご当地(上越)で聞く過去・現在・未来>が行われた。

 

 分科会は朗読から始まった。 

 

 上越タイムス、くびき野NPOサポートセンターのそれぞれが、NPOがいきなり新聞の紙面をつくることについて当時の戸惑いを訴えた。

 

 これは、上越タイムス、くびき野NPOサポートセンター両者の朗読劇のメンバーABE48により行われた上越タイムスにNPO PRESSというNPO編集の紙面ができてから今日までの様子の朗読劇だ。 

 

 これは、「新潟県上越地域をエリアとする日刊上越タイムスと、NPO支援組織くびき野NPOサポートセンターによるNPO PRESSが始まって14年、まもなく600号を迎える。奇跡的な事例として注目されるその舞台裏、NPOと地域メディアが共働する困難さ、乗り越えたところにある意義や波及効果について、関係者が本音で語ります。」(趣旨より)という分科会。  

 

  大島グループ代表の大島誠氏は、青年会議所当時から地域活動やボランティア活動を行っており、97年のナホトカ号重油流出事故海岸清掃ボランティア活動などでNPO法人の必要性を感じてNPO法人くびき野NPOサポートセンターの設立に参画した。

 また、経営危機を抱えていた上越タイムスの社長に就任し、合理化などの打開策を模索している中でNPO PRESSというNPO編集の紙面を立ち上げることにした。

 このことによって、両者に紙面の刷新やNPOの認知向上などの多大などの効果を生み出した。 

 

 上越タイムス編集局長の市村雅幸氏は、NPO PRESSが紙面を考え直すきっかけとなったと述べ、住民から必要とされる紙面づくりへの転換について語った。 

 社員も報道だけでなく、地域に必要な情報とは何かを考え、他地域で糸魚川タイムスを立ち上げ拡大を図り、記者も今までとは違う記事を考えたという。

 

  くびき野NPOサポートセンター理事長の秋山三枝子氏は、NPOが理解されにくかった地域においてNPOや市民活動の情報は特定の人にしか伝わらないことを危惧していたが、新聞に紙面をもつことで情報と信頼を得られることができた。

 また、同センターには広告営業担当がおり、このことで得られる広告収入はもちろん、企業や商店などとのつながりも得られるようになったことは重要と述べた。

 

  その後、、パネリスト、参加者と「現在・未来」を論議した。

 

 

◆◆◆             ご案内              ◆◆◆

 

ESD と復興 岩手 
今回は盛岡で岩手の東日本大震災や津波ををふりかえり、持続可能な復興と教育を考えます。

 

1.ESD と復興 岩手  ユースフォーラム

 

 日時 11月23日 13 時~14 時半  

 場所 岩手大学 教育学部総合教育研究棟(教育系) E22 室  (玄関入って右側)

 

 http://www.iwate-u.ac.jp/campusannai/index.shtml

 

・学生の話を聞く・WS 話し合う ・東日本大震災をふりかえり、今を見つめ、対話する『未来をつくる BOOK』紹介


  主催 ESD 学校教育研究会  共催  岩手大学教育学部梶原昌五

2.ESD と復興 岩手

 
日時 11月23日 16 時~18-19 時頃終了
場所 アイーナいわて県民情報交流センター 6 階、団体活動室 3   

 http://www.aiina.jp/

 

・体験者などの話を聞く ・WS 話し合う ・東日本大震災をふりかえり、今を見つめ、対話する『未来をつくる BOOK』紹介
 主催 ESD 学校教育研究会  共催  岩手大学教育学部梶原昌五  協賛 環境パートナーシップいわて   

3.「ESDと復興」岩手の話を聞く旅
日時 11月24日〜25日  場所 岩手三陸沿岸地域 盛岡発着
お問合せ ESD学校教育研究会  info-lab@cyber.email.ne.jp

連絡先・申し込み
「ESD と復興 岩手ユースフォーラム」「ESD と復興 岩手」両方、いずれかを記入して下記までお送りください。info-lab@cyber.email.ne.jp ESD学校教育研究会 長岡素彦

今後ESD と復興  仙台2ESD と復興  東京

ESD学校教育研究会http://esd.weblogs.jp/esd_/2012/10/esd-%E3%81%A8%E5%BE%A9%E8%88%88-%E5%B2%A9%

E6%89%8B.html
フツフツhttp://futufutu.net/education/ 

         
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