20121108

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 スローレポート 『S−Report』 (11/8号)

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◆◆◆  くびき野メディフェス2012 -1 ◆◆◆

シンポジウム「東日本大震災で地域メディアは何を伝えたか」

 

 10月27、28日に第10回市民メディア全国交流集会「くびき野メディフェス2012」(くびき野メディフェス2012実行委員会)が新潟県上越市で開催された。  


 この『メディフェス』は、市民メディアの実践者や研究者、関連する人たちが年に一度集う祭典で、「全国の皆様と交流を深め、市民メディアの活動・研究の発表、シンポジュームなどを通して今後のメディアのあり方を話しあう」ものです。    
 
 くびき野メディフェス2012     
 http://kubikino-medhifesu.p-kit.com/
 
 「第10回目の記念すべき今年は、新潟県は上越地方のくびき野が舞台です。この地でささやかながらも市民メディアとして活動している私達「くびき野みんなのテレビ局」がホスト役となり、全国の皆様をお迎えいたします。市民が自ら発信者となるとき、何を伝え、どのように伝わり、繋がっていくのか、明日を開くメディアをともに考えていきましょう。」(同実行委) 
 
 Slowtimes.netでは分科会 <地方紙と市民によるメディアの新しいあり方>を実施した。

27日

 挨拶の後、実行委員長から「震災以来、メディアが問われている。市民メディアもこのことに考えて行きたい」と述べた。

 ◆シンポジウム
 
 シンポジウム「東日本大震災で地域メディアは何を伝えたか」では、くびき野NPOサポートセンター理事長の秋山三枝子氏の進行によりパネリストの報告をききながら「今回の東日本大震災で現地の地域メディアが何をどのように伝えたのか?住民はどのように受け止めたか?またその時に得た教訓とは?」などの災害時における情報の受発信のあり方について考えた。

 宮城県塩竈市の宮城ケーブルテレビ株式会社の篠原正宗氏は、発災時は津波被害や停電によって取材・放送以前の放送復旧に取り組んだという。また、平行して放送可能なコミュニティFMへの協力やサイマル放送を行いた、放送用ではない記録映像を撮り続けた。
 
 福島県いわき市のスカイフォトサービスの酒井英治氏は、趣味のモーターパラグライダーで空からふるさといわきを撮り続けていたが、発災後の被災したふるさとを空から記録を続けいる。酒井氏は、一市民でもこのように情報発信をすることができも復興に寄与することが可能と述べた。

 福島県いわき市のいわき民報社社長の野沢達也氏は、発災後は新聞の発行ができなかったが、記者が自分の判断でコミュニティFMに情報を送り続けるなど社会的役割を果たすことができたという。また、原発による放射能の影響で大手メディアが撤退する中、地域紙の使命、責任、存在意識を賭けて取材・発行を行ったと述べた。

 福島県いわき市のいわきコミュニティ放送(FMいわき)社長の渡辺弘氏は、阪神淡路大震災を機に翌年に開局したFMいわきは、当初から災害などの際に市民のために役に立たない放送局は必要ないということ常々言ってきたという。FMいわきは発災時から24時間臨時災害放送として、安否確認、避難、生活などの情報を放送し続けた。


◆◆◆             ご案内              ◆◆◆

ESD と復興 岩手 

今回は盛岡で岩手の東日本大震災や津波ををふりかえり、持続可能な復興と教育を考えます。

1.ESD と復興 岩手  ユースフォーラム
日時 11月23日 13 時~14 時半    
場所 岩手大学 教育学部総合教育研究棟(教育系) E22 室  (玄関入って右側)
http://www.iwate-u.ac.jp/campusannai/index.shtml

・学生の話を聞く
・WS 話し合う
・東日本大震災をふりかえり、今を見つめ、対話する『未来をつくる BOOK』紹介

  主催 ESD 学校教育研究会  共催  岩手大学教育学部梶原昌五


2.ESD と復興 岩手 

日時 11月23日 16 時~18-19 時頃終了

場所 アイーナいわて県民情報交流センター 6 階、団体活動室 3
   http://www.aiina.jp/

・体験者などの話を聞く
・WS 話し合う
・東日本大震災をふりかえり、今を見つめ、対話する『未来をつくる BOOK』紹介

 主催 ESD 学校教育研究会  共催  岩手大学教育学部梶原昌五  協賛 環境パートナーシップいわて   


連絡先・申し込み

「ESD と復興 岩手ユースフォーラム」「ESD と復興 岩手」両方、いずれかを記入して下記までお送りください。
info-lab@cyber.email.ne.jp
 
ESD学校教育研究会 長岡素彦


今後
ESD と復興  仙台2
ESD と復興  東京


ESD学校教育研究会
http://esd.weblogs.jp/esd_/2012/10/esd-%E3%81%A8%E5%BE%A9%E8%88%88-%E5%B2%A9%E6%89%8B.html

フツフツ
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