20120603

 

 

 

2012年度EPA(関係性の教育学会)大会

 

 6月3日、東京の板橋の大東文化会館で2012年度EPA(関係性の教育学会)大会・総会が行われた。
  「関係性の教育学(Engaged Pedagogy)」は、パウロ・フレイレ、ベル・フックスによって提唱された教授法(教育学)から発展した関係性を基本において教育を考えるもので、関係性の教育学会は学者だけではなく、翻訳家、学生、世界各国で様々な活動をしている人々が参加し、教育における関係性について考え、実践していくものである。  
  関係性の教育学会 http://epajapan.jimdo.com/

 

 当日は、午前は実践・事例・研究発表が行われ、午後には全体会とワークショップが行われた。

 

   
 午前は実践・事例・研究発表では人びとのかかわりあい、協調・協同に注目する教育のあり方に関してのプレゼンテーションをおこない、討議を行った。
  出水純二氏の「大学1年生が学び直す「会話」としての文章表現」、王力氏、佐藤大紀氏の「日本語を母語としない生徒に対する教育法」 、萱森 優氏、和田さつき氏の「「教師 笹田巌」にこめられた授けないことで自立的、創造的思考を育む英語教育=クリティカルシンキングの実践」などの多言語教育おける関係性と教育の発表がされた。
 松田剛史氏の「持続可能な地域と社会をみすえた学びのあり方」、高瀬唯氏の 「大学生が考える緑地保全活動の参加促進に関する方策」、 長岡素彦の「東日本大震災後のESDー選択的人間関係から共生的社会関係へ」と「地域共創・NPOインターンシップにおける多世代共学・異世代協働ー地域に参画する学びから地域を共に創る学びへ」など地域の活動などの中での関係性と教育の発表がされた。
 山西敏博氏の「「絵本」における「癒し効果」に関する考察」、渡辺岳氏の「高等学校に於けるソーシャルワークを考える」などの社会課題おける関係性と教育の発表がされた。

 

 

 「大学1年生が学び直す「会話」としての文章表現」では、他者の発言を「どう自分の文章に取り入れ、どう応答」するかという相互関係性を日本語学習に取り入れてライティングを習得することを、「日本語を母語としない生徒に対する教育法」では、多文化共生の基礎になる母語をいかした実践、「「教師 笹田巌」にこめられたこと̶授けないことで自立的、創造的思考を育む英語教育=クリティカルシンキングの実践」では、英語学習において「授けない授業 (生徒に教え込まない)」「生徒が主体的に学び発表する(議論を自己評価、意見やエッセーを書く)」ような「教育は対話だ」という方法が自立的、創造的思考を育んだ事例が提示され、語学教育や多言語、言語習得学習をそれだけにとどめず、学習者の関係づくり、 自立的、創造的思考を育むことの重要性が論議された。
 「持続可能な地域と社会をみすえた学びのあり方」 では、北海道の地域に定住し、その中で学習と行動によって地域を変えた事例、「大学生が考える緑地保全活動の参加促進に関する方策」では学生の調査とワークショップから学生が参加すめための方策、「東日本大震災後のESDー選択的人間関係から共生的社会関係へ」では、東日本大震災の実例から今後のESD・教育が必要なもの、「地域共創・NPOインターンシップにおける多世代共学・異世代協働ー地域に参画する学びから地域を共に創る学びへ」では、実例から多世代共学・異世代協働による地域を共に創る学びのあり方が提示され、地域に参画する学びや地域を共に創る学びのあり方が論議された。

 「「絵本」における「癒し効果」に関する考察」では「3・11」、未曽有の不況により自殺者が増大する中、絵本セラピーでの関係づくりについて、「高等学校に於けるソーシャルワークを考える」では、高校教員として高校生が陥っている貧困、親子関係の断絶を教員自らによるソーシャルワークによって解決した事例などが提示され、困難な社会状況での教育とソーシャルワークが論議された。

 

 

 午後は全体会とワークショップが行われた。(まとめは下図)

 

 終わりに、関係性の教育学会学会長浅川和也氏は、これからも皆様の提案をいかしていろいろな問題に取り組みたいと述べ、高校生が陥っている貧困、親子関係の断絶についても提言や方策をしていきたいと述べた。

 

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