新「iPad」発表
「A6」を巡ってApple、Samsung確執にの影響は?
新「iPad」が数時間前に発表された。
予測どおりのスベックで言われていた通りにプロセッサの"クアッドコアグラフィックス「A5X」"だ「A6」ではないことははっきりしたが、「A5X」プロセッサの2CPUコア ・ 4GPUコアは実力は不明。
今回、「A5X」を搭載した理由は、昨年末の時点でメーカーのTSMCが「A6チップの製造をいまだに安定化させられていないこと」だとははっきりしていたが、今後のA6チップの製造見込みは不明。
「TSMCについては、2012年の第1四半期に「量産設計」版のA6チップをテープアウトする」という報道もある。
Samsung Electronicsも「A6」開発製造に着手しているとの情報もある。
TSMCにせよ、Samsung Electronicsせよ、早くても2012年の第2四半期に「量産設計」版のA6チップが出て来て、使い物になれば、次の「iPad」がでる。
今後のアンドロイドタブレットもA6チップ搭載を前提としてるので、急ぐだろう。
Samsung Electronicsも「A6」開発製造に着手しているのはAppleのためではない。タブレット市場でSamsungとAppleは訴訟合戦も含めて市場を争っており、その行方を決める大きな要因が「A6」だからだ。
そして、このためにSamsung Electronicsの「A6」はAppleに供給されないと、TSMCの「A6」次第で次の「iPad」は遅れる。