『3.11 被災地の証言 東日本大震災 情報行動調査で検証するデジタル大国・日本の盲点』が3月5日発売となりました。
私も発起人で会員の情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)の編著です。
「東北3県3000人の調査が伝える「情報の空白地帯」の実態。阪神・淡路大震災の教訓はなぜ生かされなかったのか。
本書は宮城・岩手・福島県の在住者約3000人を対象に実施された「東日本大震災
情報行動調査」の結果から、被災地の人々が震災発生から3か月間、どんな状況下でどんな情報をたよりにどう行動をしたかという記録をまとめたものである。阪神・淡路大震災から17年、携帯電話やソーシャルメディアが普及し、情報環境が様変わりしたにもかかわらず、人々は「情報の空白地帯」の中で取り残され、発信手段を奪われた。なぜ教訓は生かされなかったのか。膨大な証言を分析し、情報通信技術(ICT)の視点から真の支援のあり方を探っている。ICTの観点から復興を考えるための基礎資料として必読の書。」