20120120

小出裕章先生 甲府講演(1月8日)】 抜粋、書き起こし


http://www.youtube.com/watch?v=7MbcteuNf6c ←講演会動画


●原発は効率の悪い蒸気機関
「そ もそも原発は、たいへん効率の悪い蒸気機関です。今日標準になっているものは電気出力100万キロワットの原子力発電所だが、それは電気になっている分が 100万キロワットあるという意味。しかし原子炉のなかでは300万キロワット分の熱が出ています。そのうち使えるのは100万キロワットだけなのであっ て、残りの200万キロワットは使うことができず海に捨てている。海を温めるということをやっているのです。1秒間に70トンの海水を引き込んできて、そ の海水の温度を7度も上げている。そういうことをやらなければ原子力発電所というのは動くことのできない機械。“海温め装置” とでも呼ばなければならないものなのです。海の生物は大きな被害をうけている...」

 

http://www.scoop.it/t/tikyu-tunagari/p/997118540/-

 

 

参考 小出京大助教 「今現在、戦争が続いている」テレビ朝日
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=PwlUwMe3BxU

 

●原爆数百発分のセシウム
「政府発表によると、今回の事故により福島第一原発から放出されたセシウムの量は大気中だけで広島原爆170発分。しかしこの日本政府の発表値は確実に過小評価です。私は彼らは最大の犯罪者だと思っているのですが、犯罪者は自分の罪を少しでも軽く見せようとするのであって、なるべく小さな値にしようとして計算したのがコレです。世界ではいろんな人たちが計算していますが、11月に北欧を中心とした研究者たちが出した値はコレの2.5倍ほどです。広島原爆数百発分という放射性物資がすでに大気中に出てしまっているということ。そして海の方にも、同じように大量の放射性物質を出してしまっている...」


●現在進行中の危機
「いま現在も危機は進行中です。炉心はウランを焼き固めたもので出来ている...それが溶け落ちてしまっている。地面にめり込んでいった放射性物質が地下水を汚染し、海を汚染していくということになる。また使用済み燃料プールは格納容器のさらに外側にあるのだが、すでに1号機から4号機までボロボロになっている。とくに4号機は建物そのものが壊れてしまっている。これからまだまだ深刻な事態が予想されます。それにも関わらず日本政府はつい先日、事故の収束宣言を出すというようなことをやった。世界の物笑い...どうなっているかすら分からないのに収束宣言をする...本当に恥ずかしい国だなと私は思います...」
●変わってしまった世界
「人々が普通に生活する場が、放射線管理区域以上に汚れてしまった。土地も食べ物も、がれきも下水の汚泥も、すべてが放射性物質になってしまった。福島県の東半分を中心にして、宮城県と茨城県の南部・北部、さらに栃木県、群馬県と千葉県の北部、新潟県、埼玉県と東京都の一部地域が、放射線管理区域にしなければならない汚染を受けている...」
●日本は法治国家か
「日本には放射能に関する法律がたくさんありました。たとえば“一般の人は1年間に1ミリシーベルト以上の被曝をしてはいけないし、させてはいけない”という法律。“放射線管理区域から物を持ち出すは場合、1平方メートルあたり4万ベクレルを越えて放射能で汚れたものはどんなものでも管理区域外に持ち出してはならない”という法律だってあった。ところが膨大な汚染が生じてしまい、この法律を守ることができないということになって、こういう法律をつくった日本の政府が法律をすべて反故にするようなことをしている。1年間に20ミリシーベルトまでは我慢しなさいと日本の政府は言い放つ...」
●本当の被害とは
「膨大な土地が失われる...放射能で汚れた土地は復興できないのです。その場所は失われてしまうのです。戦争ですら、こんなひどい被害は起きません。そして人々は被曝を強いられている。作っても売れない食品... 崩壊する生活...」
●食品による被曝から子供を守るために
「子供には原子力を選んだ責任はない。そして子供は放射線の被曝に対して、ものすごく感受性が高い。国は高い基準を設定し、それを超えたものを排除するということをやっている。そして、それ以下なら安全だと宣伝している。しかし、それは汚染の実態を隠すこと。必要なのは汚染の実態を明らかにすることです。食品の汚染を徹底的に調べなければならない。私は、汚染の度合いごとに食品を「60禁」「50禁」「40禁」「30禁」「20禁」「10禁」と仕分けることを提案したい。そして子供には汚染の低い食べ物を食べさせる。汚染の高いものは責任の度合いに応じて大人が食べるべきです。東電の社員食堂や国会の食堂では、いちばん汚染のひどいものを...」
(以下、質疑応答より)
●CO2問題
「CO2は増加させたら悪いものであるというのであれば、原子力こそ最悪です。なぜなら生み出したゴミの始末を100万年間続けなければならない。それをやろうとしたらどれだけエネルギーがいるのか想像すらできない...膨大なCO2を出すことになってしまいます...」
●もんじゅ計画と核兵器
「高速増殖炉もんじゅはトラブル続きで未だに1キロワットの電力も生み出していないが、すでに1兆円以上のお金を費やしている。技術的にとても難しい原子炉で、世界中の国々がすでに撤退しているのに...日本国家にはなんとしても動かしたい理由がある。何故かと言うと、もんじゅという原子炉を動かすと超優秀な核兵器材料を懐に入れることができるからです。もともと日本が原子力発電をやった動機も、原子力の平和利用を標ぼうしながら、核兵器を持つための技術的な能力を懐に入れるためだった。もんじゅは直接、核兵器開発につながるものであるだけに日本としてはやめることができない状態にある。だからこそ潰さなければならない...」
●除染はできない
「放射能は消えない、移動しているのです。あるところを除染したとしても、また山から流れてくる...川に流れたものが海に行ってしまう...。いつまでやっても消えないのです。除染というと汚染を取り除くことができるというように思うかもしれませんが、そうではない。できるのは移動させるだけ。いま日本の政府は、除染をすることによって住民がもとの場所に帰れるかのような錯覚を与えようとしているが、そんなことは不可能なのです。しかし、子供たちが集中的にいる場所、学校や幼稚園や地域の公園などは絶対に除染しなければならない。消せるわけではないが、子供たちの泥んこになって遊ぶ場所からは移動させなければならない。剥ぎ取った校庭の土などは、福島第一原子力発電所の敷地のなかに持っていったらいい。ただし、いまは出来る状況ではないので、当面は福島第2原発の敷地にもっていくことを提案したい。東京電力は福島第2原発は再稼働できると考えているようだが、そんなことはあってはならないのだから...」 etc.
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※食品に関する見解など、僕は小出先生の考え方を100%支持するものではありません(汚染された食品は、どんな形であれ流通させてはならないし、誰にも食べさせるべきではない...と僕は思う)。しかし小出先生ほど脱原発に真摯に取り組んでこられた学者は少ないとも思うし、その生き方を含めてとても尊敬しています。これは下記FBページに一度投稿したものですが、ここに改めてアップします。動画もあわせてご覧ください、一人でも多くの方に触れてほしい素晴らしい講演です。廣町公則
http://www.facebook.com/No.NuclearPlants
 
 
- これダウンロードして、おばちゃんたちに配ろ

- 効率がいいって言われてきたその「効率」は、何を母数にしたものだったのやら。またしても、私達が教えられてきたことのひとつに、疑いを持たざるを得なくなりました。

- 最近のデーターでは単純に発電にかかる経費のみの計算でも3年前は1番安いと言われてましたが、風力、太陽熱次に原子力が入り3番目に安いといわれてます。そればかり原子力は事故が起きたときのその対処にかかる費用だけではなく、高レベル廃棄物の処理これはどれだけ莫大な費用がかかるか誰も計算さえもしたことが無いすごい高価なエネルギーです。原子力が発電にかかる費用で一番安いというのは古い認識に立った大きな誤解です。原子力がCO2問題に効果があるというのもうそですデーターでは火力発電の次にCO2を出すといわれています。前から行ってますが脱原からエネルギーチェンジ再生可能なエネルギー推進に真剣に取り組まないといけません。

-そうですよね。さらに言えば、原発は地球温暖化の防止に役立つなんて話もありましたが、とんでもない。7度以上も温めた海水を毎秒70トンも海に流している...直接、地球を暖め続けているということですね。

- 私が知る限りではそれを最初に言い出した人がともに活動している広島で直接被爆した尾崎守夫さんがいます。

- 原子力マフイアとか原子力村とかの原子力によって潤う人たちの団結力やロビー活動が私達よりも強く国家や政府やジャーナリズム屋学者にまでお金を渡して情報をごまかしているのです。今原子力の推進を叫んでいる人たちは原子力マフイアの手先です。

- 再生可能エネルギーの技術進歩は目覚しいです。今原子力にこだわるのは自殺行為です。

- 発電にかかる経費の計算ですが多くの場合建設にかかる費用と時間、稼動した祭の原料費と対応年数で計算することが多いそうです。

- 風力や太陽光や熱は開発も進み大量生産に向けるラインも出来つつあり特に建設にかかる時間がかからなくなったのが経費がかからなくなった大きな要因になっています。それに比べると原子力発電はは何年も時には10年以上かかることもあります。

- また対応年数が終わった後も再生して遣えるのが再生可能なエネルギーです。原子力発電所を再生可能にすることは出来ません。原子力発電で出来た廃材をやみに流して世界中に放射能をばら撒いている業者もいます。

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