8割が「自分たちが日本変える」=国の将来は悲観
-年金受給、9割不安視・新成人
日本の未来について、新成人の約8割が暗いと思う一方で、自分たちの世代が日本を変えていきたいと考える人もほぼ同数に上ることが、インターネット調査会社マクロミル(東京)の調べで分かった。
同社広報は「年金などの社会制度がうまく機能していないことへの危機意識が表れているのではないか」としている。
調査は昨年12月、今年成人式を迎える新成人を対象に実施。男女半数ずつの計500人が回答した。
日本の未来について16.6%が「暗い」、63.2%が「どちらかといえば暗い」と回答。理由として「政治家に期待できない」を挙げる声が目立った。一方、自分の未来に関しては「明るい」「どちらかといえば明るい」と答えた人が65%に上った。
「自分たちの世代が日本を変えていきたいと思うか」との質問には、「そう思う」が25.2%、「ややそう思う」が51.4%で、合わせると昨年の調査を8ポイント上回った。( 時事 2012/01/08-14:56)