20111127

「分かりません、でも」

 

市役所に

「放射能はどうなっているのでしょう。」

「分かりません、あと、申し訳ないですが震災で人が足りないんです」

保健所に
「こどもの放射能の影響は今どうなっているのでしょう」
「分かりません、他のことで何かあれば言ってください。」

労働基準監督局に
「市から仕事として瓦礫の撤去をたのまれたんですけど放射能は、防護服は、作業の安全性は」
「分かりません、労災はに気をつけて、労災は」と繰り返された。

仕方が無いことかもしれない。

でも、「分かりません」が答えだった。

 

 

今も答えは無い。


「分かりません」と言った職員も同じ放射線の恐怖の中でできることをした。

 

 分かりますよね、職員は分からないんです「放射能」、環境の職員だって「分からない」です。


 職員からたくさんこういう話を聞きました。

 

「国に問い合わせしてます。何回も、でも、答えは・・」

 

 今も答えは無い。

 

 

「どうしたらいいの」と聞きたい住民、制度で縛られて問い合わせしても「答え」を得られない職員。

 

今も答えは無い。

 

みんな見捨てられた?

 

 

3月から東京政府で特別措置法が緊急に立案されてました。

 

私のところにも、政治家が「特別権限を与える法」と言っているのが聞こえてきました。

 

出て来たのは自治体や住民が動き様の無い法律でした。

 

 

 

いろいろなところで「分からないけど、でも」の職員や人に会った。

 

私は「分かりません」の一味にはなりたくない。

 

「分からないけど、でも」から始めたい。

 

  Slowtimes.netは、誰もが生きやすい生活や仕事のありかた(スローライフ・スローワーク)について考えたい、何かしてみたいというひとに情報を提供する市民メディア、オルタナティブメディアで、ネットワークトジャーナリズムを目指しています。

   Slowtimes.netサイトをリニューアルしました。このサイトは最初はウェブ(HTML)でつくられ、続いてCMS(Xoops)となり、さらに、今回の形となりました。

   今回のSlowtimes.netサイトのリニューアルは、ネットの情報発信がメールマガジンやメールニュースなどの「メールメディア」とブログなどの「ウェブメディア」を融合し、映像や音声を使ったカタチにシフトしていくのに対応したものです。

関連しているもの(リンク)

 

◆メールニュース・メールマガジン

 1999年より発行のメールニュースの週刊「S-Report」は、20年を超えて、メール配信しました。
 現在はこの場所で配信しています。

 

 

◆メディア★カフェ
メディア★カフェはメディアや情報をテーマにしている活動を紹介し、気軽に話し合うカフェです。

 カフェTV、市民メディア・ブレゼン、インフォマーシャル(Infomercial)などを行います。

 

◆フォーラム

 市民メディア全国交流協議会、MELL EXPO (メル・エキスポ)どのメディアのフォーラムに参加しています。

 

サイト・プライバシーポリシー

 当サイトではサイト・プライバシーポリシー・サイト参加規約などを定めています。

 

検索

 

   (c) Slowtimes.net

2009.2006.2004.1999 All rights reserved

(関係サイト)