201106041

 

 

 

  BEAT(東京大学情報学環ベネッセ先端教育技術学講座)

 

  「ソーシャルメディアによって変わる学びのかたち」

 

 6月4日、BEAT(東京大学情報学環ベネッセ先端教育技術学講座)の「ソーシャルメディアによって変わる学びのかたち」が東京大学で開催された。 

「TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアは、人と人のつながりを変えるインフラストラクチャになりつつあります。学習が本質的に社会的なものであることを考えれば、人のつながりを変える力のあるメディアは、学びの形を変える力も持っているはずです。

 この公開研究会では、BEATで2010年度展開したソーシャルメディアによって高校生と大学生・社会人をつなぐ「Socla」プロジェクトを中心に、ソーシャルメディアによって変わる学びのかたちについて議論を深めたいと考えています。」(同趣旨)

 

BEAT :: 公開研究会

 

 

 

 講演「ソーシャルメディアが変える社会」津田大介氏(ジャーナリスト)の講演が行われた。

 

 氏は311以前に考えていたよりソーシャルメディアが役に立ったが、問題もあるという。

 日本のソーシャルメディアは、MIXI、Twitter、Facebookであり、2010年は鳩山首相のTwitter開始や海保よりのビデオ流出、ウィキリークスなとで認知、利用が高まり、節目の年となった。

 以降、既存のメディアの役割と情報の流れが変化し、送り手ー受け手が区別なくなった。

 

 この状況に関しての5つのキーワード、その変化、心理はこのようなものだと言う。

 

 

 「ソーシャルメディア革命」が起きているのかについて、モルドバから始まり、ジャスミン革命から政治革命が起きてるが、デモや政治行動があって起きて変革がおこっているが、人が行動するのを後押しするものである。「ソーシャルメディア革命」は動員の革命と捉えている。

 

 ソーシャルメディアで変わった事は、できる人が始めるムーブメントから、それに影響受けた人がソーシャルメディアで広げて変えていく状況が生まれた。

 

 震災とソーシャルメディアについて。

 

 

 実際のソーシャルメディアの取材と発表のの方法について語った。

 

 

 引き続き。研究報告が行われた。

 

 

 報告1「Twitterを利用して高校生と大学生・社会人が進路と学ぶ意味について考える"Soclaプロジェクト"」山内祐平氏(東京大学 准教授)の報告が行われた。

 

 

 高校生同士はつながっているが、高校生と大人がつながつていないので、学習、フォーマルラーニングはその学習集団の範囲に留まっているが、ソーシャルメディアを導入することで、学習状況を変える試みを行った。

 

 

 

 「ソーシャルラーニングプログラム「Socla(ソクラ)」では、高校生が一人一台iPadを持ち、Twitterを利用して大学生や社会人のサポートを受けます。Soclaは①プロジェクト学習②基礎学習の、2つのステージに分かれています。プロジェクト学習においては、働くことや大学進学の意味について学び、基礎学習においては読解・作文など基本的な学習スキルを身につけることを目標にしています。2010年度は、高校生約20名、大学生・社会人約10名によるプロジェクト学習に関する実証実験を行います。さらに2011年度にプロジェクト学習と基礎学習を統合するための研究を行い、学習成果を評価する予定です。」(同趣旨)

 

 

 北村智氏(東京経済大学 専任講師)はそのソーシャルメディアの使用状況について説明した。

 

 

 このSoclaプロジェクトで、例えば「古文」は学ぶ必要がないと思う高校生が、ソーシャルメディアの公開質問で社会人に聞いたところ、社会人からその必要性を解かれて納得した。

 

 

 また、具体的な仕事と学習の関係をサポートしてくれる大人とソーシャルメディアで対話する事で気づきが得られた。

 

 2011年はFACEBOOKを使ったシステムを考えていて、今後、このような学習支援が一般的になってくるだろう、とのこと。

 

 

 

 報告2「グループで小論文を相互添削するシステム"Re:"(アール・イー)」高橋薫氏(東京大学 特任助教)、椿本弥生氏(公立はこだて未来大学 特任講師)の報告が行われた。


 協調学習でソーシャルメディアを使って学習者同士が小論文を相互添削する試みである。

 

 

 その後、参加者によるグループディスカッションが行われた。

 

 

パネルディスカッション「ソーシャルメディアによって変わる学びのかたち」では、パネリストの今村 久美氏(NPOカタリバ 代表理事)、椿本 弥生氏(公立はこだて未来大学 特任講師)、高橋 薫氏(東京大学 特任助教)、山内 祐平氏(東京大学 准教授)、北村智氏(東京経済大学 専任講師)が会場の質問に答える形で進められた。

 

 

 まず、パネリストの今村久美氏(NPOカタリバ 代表理事)がこどもたちのモチベーションをあげる場所づくりを行っているNPOカタリバの活動の説明を行った。

 

 NPOカタリバ キッカケうまれる、ナナメの関係 | KATARIBA

 

 震災によっての生まれた支援の想いが寄付ばかりか、里親の申し出も多くなされているが、NPOカタリバは他のNPOと震災孤児及び震災児に対する心のケアと学びの機会を継続的に提供するハタチ基金を立ち上げてきた。

 被災孤児に対する奨学金や避難所における学習サポートを行っているが、被災地で学習支援のサポートする人を雇用し、さらに学びの支援をする人を養成することを計画している。

 また、ソーシャルメディアで全国のボランティアによるインターネットで遠隔学習支援も計画している。

 

 ハタチ基金:子どもの心のケアに合わせ、学び・自立の機会を継続的に提供する基金

 

 

 個人のソーシャルメディアの使い方から始まり、学習におけるソーシャルメディアのポイントなどが論議された。

 直接学習に関係ない脱線のコミュニケーションの扱いについては、脱線があることは関係性ができていること、また、ファシリテーターの力量によるとのこと。
 ソーシャルメディアの使い方は、今後、ソーシャルメディア化社会では必須となることを考えると最終的にオープンを目指していく様な仕組みが必要である。

 また、高校生は、既にソーシャルメディアを使いこなしており、その状況を考慮して考えなくてはならない。

 

 グループで小論文を相互添削するシステム"Re:"の今後の使い方の可能性については、言いたい事がいえる関係をつくることである。

 NPOカタリバでは現実の場で高校生と年の近い青年が(ナナメの関係で)ファシリテーションすることがそういう関係をつくっていると思う。

 

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