「IT復興円卓会議」
http://ithukko.com/
日時 : 2011/04/13 18:30 to 20:30
会場 : 慶應義塾大学三田キャンパス東館 G-SEC6F(東京都港区三田2-15-45)
運営:IT復興円卓会議事務局 問い合わせ先:entakustaff@polipro.org
主催:慶應義塾大学大学院メディアザイン研究科(KMD) http://www.kmd.keio.ac.jp/
協力:一般社団法人 融合研究所 http://www.yougolab.jp/
UST
ハッシュタグ : #hukko
テーマ
モデレーター 同大中村伊知哉教授、菊池尚人准教授
1:総括 -何が役立ち何が役立たなかったか(通信・放送ほか)
2:復旧-当面の対策
3:復興-総合ビジョン、ITビジョン
4:展望-マスメディアとソーシャルメディアのこれから
中村伊知哉
「今日が議論のスタート。政治、政府の対応が始まるのだが、この場で結論は出ないと思うが、ITは復興に大切でそれを進める上で連携が大切。新生、医療や教育などの利用に向けてコンセンサスが必要。」
会田和子(㈱いわきテレワークセンター)
「個人・自営の起業を支援することが重要」
堀 宏史(㈱博報堂)
「マイクロマッチング、きめ細かい情報、物資、人のマッチングが必要で、プラットフォームが重要。」
北本 かおり(㈱講談社 モーニング編集部)
「当初からTwitterを見ていたが、情報が一元化されていくのは怖いことだと感じた。テレビ、新聞の報道内容に心理的な疑問が上がってきた 」
村上輝康((株)野村総合研究所シニアフェロー)
「野村総研でネット調査をした。信頼性が上昇した物はNHK。第二位がポータル、第三位がソーシャルの個人発信。下降したのは第一位が行政、第二位がマスメディア、第三位がソーシャル。マスとソーシャルの対峙ではない。ソーシャルがここに出てくるというのも驚いた」
会津泉(多摩大学情報社会学研究所 教授)
「マスメディアでは必ずしもできないがある程度の手法を使ってコンパクトに情報をまとめて動ける、こういう動きの応用ができないか、と考えている」
中村「議論はこれから。今日の議論で結論が出るわけでもなく、この場に何の権限もない。放談に終わらせず、何らかのメッセージが出せれば、と思う。日本の復興にはITの整備、利用が大事だ、ということと3つのコンセンサス。」
まとめ
日本の復興にはITの整備・利用が重要。総力を発揮しよう。
1、政官産学連携による対策:国会、政府、自治体、産業界、NPO、学会等が総力をあげること
2 復旧から復興・新生:被災地対策・復旧から、災害に強く省エネに資する全国にわたる新ITシステムを建設していくこと
3 ITの利用促進:情報格差の是正、公共分野での利用促進、情報リテラシー教育の強化を図ること