20101226

 

 

 

 

「英語教育」 で貧困、学力を考える

 

 

 新英研関東ブロック(埼玉)研究集会

 

 

 

 

 

 

 

 

 12月26日、27日「新英研関東ブロック(埼玉)研究集会」(主催 : 新英研関東ブロック 後援 : 埼玉県教育委員会 さいたま市教育委員会)がさいたま市の浦和コミュニティセンターで開催された。  

 新英研新英語教育研究会(New English Teachers Association)は教員の自主的な英語教育研究団体で、全国の都道府県の支部・サークルで交流や研究を進めており、各地区でブロック研究集会を開催している。

 新英研(新英語教育研究会)は「1959年に発足し,「なぜ外国語を教えるのか」「なにをどう教えるのか」を大切にしながら,創造的で生き生きとした授業実践をめざす研究会」である。

 

 

 26日は、講演とワークショップをワールド・カフェで行った。 

 

 ワールド・カフェは、Juanita Brown(アニータ・ブラウン)とDavid Isaacs (デイ ビッド・アイザックス)によって生み出された、対話のプロセスを主としたワーク ショップ技法で、組織変革、まちづくり、教育など多方面で活用されている。 

 

 今回、ファシリテーターの長岡素彦がワールド・カフェを導入したのは、今回のテーマが英語教育と貧困・引きだす・学力など多様であり、2日目には、協同的な学習(協同学習、学びの共同体、学び合いなど)の問題も論議されるために、小・中・高・大学などの教員の参加者が多様なテーマを一緒に(協同的な学習で)、それぞれの文脈を相互に分かり合うようにして、創造的な対話ができるようにする意図であった。

 ワールド・カフェのワークショップとしての特徴は、講師の話を聞いた後、各テーブルでその話に関連したテーマを話し合い、次に話を聞く前に別のテーブルに移動し、別の参加者に出会うということを続けることである。 このワールド・カフェでは全員エチケット(留意点)はとして。大切に感じていることに焦点をあて、パターンや洞察、深い質問に共に耳を澄ませるなどがあり、話をまとめることよりも、多くの人と対話をすることで多様な視点をもった論議をすることである。

 

 

 第1部は「子どもの貧困-埼玉の現場からみる」として、さいたま教育文化研究所の白鳥勲氏の講演を聞いた。内容は、学校・教育において子どもの貧困が大きな問題となっていることを埼玉の実例を交えては話された。さいたま教育文化研究所は、教育文化の研究以外に、反貧困ネット埼玉の活動も行い、年末大相談会に参画している。また、学校は地域、家庭と連携し、貧困から子どもを守る取り組みを進めなければなりません。「自分が住んでる世界、見ている世界が他の普通の家で暮らす人たちとは住んでる世界が違う」というシングルファミリーの生徒の発した言葉が耳に残った。 各グループでは、自己紹介、各人が思う学力について語り、参加者が論議した。各テーブルでは、貧困の問題について教員が普段から感じてること、気づかないことなどをもとに学力、生活環境などについて多くの論議がされた。

 

 

 第2部は「The Thrill of Student Agency  生徒のちからを無限に引きだす魅力」として神田外語大学のTim Murphey氏の講演を聞いた。

 各グループでは、このテーブルで話されたこをと共有し、自己紹介、各人が思うことについて語り、参加者が論議した。各テーブルでは、生徒の力を引き出すことについて教員が普段から感じてること、気づかないことなどの多くの論議がされた。

 

 

 第3部は「楽しく学び学力を保障する取り組み」として埼玉県立鴻巣女子高校の田中渡氏の報告を聞いた。田中氏は中学校での授業や活動の工夫を紹介した。

 各グループでは、このテーブルで話されたこをと共有し、自己紹介、各人が思うことについて語り、参加者が論議した。各テーブルでは、授業や活動について教員が普段から感じてること、気づかないことなどの多くの論議がされた。

 

 

 全体会議(ハーベスト)では、テーブル毎に「英語教育」 貧困・引きだす・学力ラウンドを通じて得た感想・アイディア(こうしよう)を発言し、全員でそのつながりを論議し、それから、全体で論議した。 

 その内容としては、貧困については、貧しいということともに生徒には孤立感があり、それがさらに生徒を追い込んでいる。

 また、学べる環境にないことで、分からないところが分からないということで、学習に向かえない。

 そのために、教師ができることとして、相談できる大人、教師が必要なのと同時に、分からないことを分かる教え方、そして、グループで学び合うことが重要で一緒に学ぶ喜びを共有したい、などである。

 

 

 27日は、分科会と全体会を行った。

 

 分科会は分科会1「どうしてますか?文法指導」(ティーム東京新英研)、分科会2「英語レシテーションの指導~Martin Luther King, Jr.の"I have a dream"を使って」(順天中学高等学校石井潤氏)、分科会3「ちきゅうのこども 英語くらぶ in アジア学院」(アジア学院カッティング・美紀氏)、分科会4「『思わず読みたくなる読解教材』は、生徒が創る!」(埼玉県宮代町立須賀中学校奥住桂氏)などが行われた。

 

 

 全体会はテーマ「協同学習で授業・学校がかわる」としてセッション Iでは立教大学の伏野久美子氏が「協同学習の理念と英語教育」について、 セッション II では熊谷市立大幡中学校の根岸 恒雄氏が「学びの共同体づくり:英語科での取り組みから全校へ」の講演が行われた。

  その後、総合討論総合討論では西武文理大学の鈴木政浩氏の司会・進行で行われた。

 

 

 今回は協同学習、学びの共同体、学び合いなどの試みが検討された。

 このような教育・学習の分野で協同学習、学びの共同体、学び合いなどの試みがあるように、マネジメントの分野にも「学習する組織」がある。

 この「学習する組織」は「ダイアローグ」と「ディスカッション」を基本と協同する学習であり、そののメソッドひとつがワールドカフェというワークショップであり、その学校教育での展開として『Schools That Learn』がある。

 教育・学習の分野で協同学習、学びの共同体、学び合いなどとマネジメントの分野の「学習する組織」が連携していくことを望みたい。

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