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スローレポート 『S−Report』 (9/23号)
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◆◆◆ サデコの福祉支援活動 ~プロボノ活動への期待 ◆◆◆
8月26日、埼玉地域ファンド研究会の第34回「サデコの福祉支援活動 ~プロボノ活動への期待」がさいたま市のシーノ大宮で開かれた。
同研究会は、まちづくりや地域福祉などにファンドを生かすことを考える人々で構成する。「都市づくりNPOさいたま」「さいたま地域通貨フォーラム」「市民活動情報センター・ハンズオン!埼玉」のメンバーを中心に、NPO・企業・社協・行政など多様な立場のメンバーと共に多様な切り口でファンドや助成制度やCSR(Corporate Social Responsibility 「企業の社会的責任」 )に関する検討を進めている。
社団法人埼玉デザイン協議会(通称:サデコ)は、いろいろな分野のデザイナーや市民により1986年に『地域に根ざし、住み良い社会の創出』を目的に設立され、デザインを通し埼玉の文化や産業、福祉事業の振興に貢献してきた。
サデコにはスクール委員会、デザイン振興委員会、情報・交流委員会、授産事業、SS・福祉委員会があり、『親子で作る楽器教室』、『授産施設商品の開発支援』、『ニューシャトル新車両デザイン協力』やエコカーの『ラッピングデザイン』などの事業に取り組み、埼玉県産業技術総合センター内で授産施設の商品・県産品のアンテナショップ『サデコ・ショップ』を運営している。
今回はデザインの専門家集団として専門性を生かした社会貢献活動「プロボノ活動」について理事の山岡和彦氏が語った。
福祉施設や授産事業に対する幅広いデザイン支援は初期から行っており、障がいを抱えた人々とともにデザインしつくることでサデコのメンバーも多くのことを学び、また、当事者もいろいろなことができるようになり、明るくなっていったという。
近年は、県やさいま市などの福祉事業へのアドバイス事業を通じて多様な支援をしている。そのひとつの春里どんぐりの家への支援は、「お客様視点の商品開発」、「パッケージ開発」、「販売支援ツール」などの総合的商品支援であると同時に春里どんぐりの家ストリーづくりによるCIでもあり、当事者が自信を持って自分の仕事に取り組むきっかけとなっているようだ。
また、授産施設の商品・県産品のアンテナショップ『サデコ・ショップ』は長らく別の場所にあったものを、新たに県と協働で会員が手作りでデザインし、つくりあげて、運営している。 この活動はデザインの専門家集団として専門性を生かした社会貢献活動ではあるが、サデコのメンバーにとってもいろいろなデザインを行う機会であり、いろいろな人とデザインを通じて仕事をすることで、本業にも反映できることがあるという。
弁護士の法的社会貢献活動に起源をもつ「プロボノ」は、現在では職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア的な活動全般をいう。
サデコの20年以上の取組みはその積み重ねた実績や継続性もさることながら支援する人も支援される人もとにも働くことで成長し元気になる活動という他に類をみないものではないか。
社団法人 埼玉デザイン協議会 http://www.sadeco1.com/
『サデコ・ショップ』http://www.sadeco1.com/ss/
◆◆◆ ご案内 ◆◆◆
ダイアログカフェ「無縁社会を超えて」
有縁・つながり、文化・生物多様性をもとめて
社会や自然とのつながりがなくなった無縁社会に直面しているのは高齢者だけではなく、仕事や行き場のない若者、そして、こどもたちも無縁社会でさまよっています。
古くて新しいものとしてのキリスト教や仏教に関わりをもつ方々のお話をきいて、無縁社会を超える有縁・つながりを考えます。
思想・信条、宗教に関係なく、誰でもご参加ください。
会費はありませんが、コミュニティカフェでゆったり行うので飲み物代などがいります。
また、場所の確保のため必ず事前にご連絡ください。
*このフォーラムは、特定の宗教、政治によるものではありません。
会場のコミュニティカフェのらとは
「ヘルシーカフェ・のら物語」(素敵な3つの出会いから) http://www.healthycafe-nora.com/aboutus/nora.html
【日時】9月25日(土) 13時~16時頃
【場所】ヘルシー・カフェ・レストランのら
住所 〒336-0031 埼玉県さいたま市南区鹿手袋7-3-2 電話番号048-607-3007
http://www.healthycafe-nora.com/cafe/restaurant.html
【主催】ソーシャルプロデュースネット
内 容
コーディネーター 長岡素彦(ソーシャルプロデュースネット代表)
1.イントロダクション&ディスカション 梶原昌五 プロテスタント イトウヨシヒト コミュニティ通貨による循環型社会を目指すグループ「レインボーリング」 浅川和也 浅川和也 東海学園(浄土宗系)大学教員 内山温子 仏教 SOTO禅インターナショナル(SZI)
2.有縁・つながり、文化・生物多様性&ディスカション
梶原昌五 プロテスタント イトウヨシヒト コミュニティ通貨による循環型社会を目指すグループ「レインボーリング」 浅川和也 浅川和也 東海学園(浄土宗系)大学教員 内山温子 仏教 SOTO禅インターナショナル(SZI)
参加費 無料
会費はありませんが、コミュニティカフェでゆったり行うので飲み物代などがいります。 また、場所の確保のため必ず事前にご連絡ください。
連絡
ソーシャルプロデュースネット
〒350-1174 川越市かすみ野2―8―4
fax: 049-233-0402 e-mail: spn@office.email.ne.jp URL: http://socialproduce.net
以下申込フォーム-------------------------------------------------------------------------
●氏名:
*所属団体(あれば): ●メールアドレス:
*電話(連絡先よろしければ):
*参加動機(差しつかえなければ):
ESD 授業デザインプロジェクト公開研究会 2010 Vol1
(ESD地域・学校教育連携フォーラム)
地球温暖化に関する「ホッキョクグマとの約束」の実践報告
ESD 持続可能な開発ための教育をすすめている ESD 学校教育研究会では、ESD(持続可能な開発のための教育)のワークショップと授業デザインを行っています。今まで、ESD 授業デザインプロジェクトでは学校での社会科、理科、家庭科、英語などの授業実践の報告・検討や環境教育・開発教育・地域教育など多様な教育との連携を行ってきました。
今回は、8月の「ESDと高校社会科」に続き、「ESDと理科」をテーマに授業実践の発表をきいて、ESD 授業デザインを考えます。 次回は、10月(予定)は「ESDと家庭科」です。
【日時】9月26日(日) 13時~16時
【場所】大宮中部公民館 第2会議室 JR大宮駅東口 徒歩7分 さいたま市大宮区仲町3-30-2 048-641-8955 http://www.e-map.ne.jp/pc/index.htm?cid=Saitama&kid=488
【主催】ESD学校教育研究会 【共催】持続可能な開発ための教育の10年さいたま
内 容
1.ESD及びESD授業デザイン
ESD 学校教育研究会 代表 浅川和也(東海学園大学教授)
2.事例発表
ESDと理科 授業実践
岩手大学教育学部 准教授 梶原昌五
演題:地球温暖化に関する「ホッキョクグマとの約束」の実践報告 卒論研究として、大学4年次学生を附属小学校4年生のクラスに約4ヶ月間常駐させ、11月に6回分の授 業を自ら考え実践した跡をたどって、ESD的なものを探してみました。
3.ESD 授業デザインワークショップ
ESD 学校教育研究会 長岡素彦 (持続可能な開発ための教育の10年さいたま 代表)
梶原昌五氏
「私はここ十何年、環境問題について考えたり行動したりして来ました。 が、同時に、人為的な環境の悪化によって人権が奪われたり、健康が損なわれたり、また、狭い地域でしか問題が考えられない人や組織があることを知りました。 環境問題だけを取り上げて、あるいは、環境問題として、ものごとを考えたり行動していただけでは、とても解決しそうにないことが多くあるのを知りました。 ふと自分の軌跡をたどってみると、小学生から高校まで関わって来た部落差別問題に始まり、障害者の問題、らい病(ハンセン病)者隔離の問題、ゴルフ場建設計画による漁民の生活への侵害などにも、環境問題が絡んでいるのに気づいています。 そういうそれぞれの問題が、ただ一つだけで突出しているのではないことを、次世代の子どもたちに伝えたいと思うのです。 歩みは不確かではありますが、多くの方々の思いや活動を知るなかで、教育のエッセンスを見いだしたいと思っています。」参加費
500円
ESD 学校教育研究会 〒350-1174 川越市かすみ野2―8―4 持続可能な開発のための教育の10年さいたま内 事務局 fax:049-233-0402 e-mail:info-lab@cyber.email.ne.jp URL:
http://esd.weblogs.jp/
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*電話(連絡先よろしければ):
*参加動機(差しつかえなければ):
◆今後
ESD 授業デザインプロジェクト公開研究会 2010 Vol2は10月予定で家庭科
ESD 授業デザインプロジェクト公開研究会 2010 Vol3は 11月以降で体験学習
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