20100701

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       スローレポート 『S−Report』 (7/1号)
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    ◆◆◆    「iPad」だけではない     ◆◆◆

 

 6月24日、iOS4を搭載したiPhone4が国内で発売された。

 その前日の23日にはiPod touch用のiOS4がアップロードされた。

 

 

 iOS4とはiPhone、iPod touch用に共通のOSでマルチタスクを実現し、多様な機能を備えている。  iOS4にしたiPod touchを使ってみたが、マルチタスクを含めて快適で使いやすい。
 iPadの現在のOSは、まだ、マルチタスクを実現していたないが、iPadの次世代機ではこれ以上の機能が実装される。
 ただ、現在のiPadにはメモリなどのハードのキャパシティ不足があり、まだ、iPadが目指しているものにはなっていない。   6月22日にマクロミルが発表したiPadの調査によると、iPadの用途(複数回答)は「Webサイトの閲覧」が88%、「電子書籍」が74%、メールが65%、「動画を見る」(59%)、「ゲームをする」(51%)、「Twitter」は34.3%となっている。  マクロミル

 http://www.macromill.com/r_data/20100622ipad/index.html

 

 これはiPadが目指している用途ではないし、この用途なら画面のサイズを別にすればiPhone、iPod touchでも充分である。
 この点も含めて、伊藤浩一氏はiPadについてこう書いている。

 

 「まずはiPhoneを体験して、iOSの魅力を十分理解した上でiPadを使えば、iPadの魅力を感じることができます。万一、iPhoneを仮に使いこなせなくても、iPhoneは、最低限、電話や音楽プレーヤーとして利用できますし(笑)。一方、iPadを使いこなせない場合は悲惨です。ただの邪魔な板になってしまいます。」

 

伊藤浩一「モバイルライフ応援日記」  http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20100624/1025755/?set=rss  

 

 さて、5月21日にGoogleはテレビ向けのプラットフォーム「Google TV」を発表した。 

 「Google TV」はAndroidをOSとして、Google Chromeブラウザーが動作する新しいインターネットテレビで、テレビであり、インターネット端末でもあり、テレピとネットが融合する世界に対応するものである。 

 「Google TV」は、テレビが視聴でき、テレビ番組表とインターネットの動画やサイトを見ることができて、iPhone、iPad、iPodと同じようなアプリ、Androidアプリやコンテンツを検索、視聴、取得できる。 

  「Google TV」プラットフォームを採用した世界初のインターネットテレビ(テレビ兼インターネット端末)はソニーから「Sony Internet TV」として今秋にも米国で発売される予定である。 

 

  カンファレンス「Google I/O」での「Google TV」のプレゼンが下記から見れる。  

   http://www.youtube.com/watch?v=diTpeYoqAhc&feature=player_embedded 


 ケイタイにスマートフォン・iPhoneが与えた変化と同じく「Google TV」「AppleTV」もテレビに変化を起こす。

 

 今月来日したbrightcoveのCEOジェレミー・アレアー(Jeremy Allaire)氏がこの点についてインタビューにこう答えている。

 

「GoogleTVは非常に魅力的なやり方だと思う。モバイル機器上でAndroidが持つオープンなアーキテクチャーをテレビの領域にまで伸ばしたものだ。

 AppleTVに関してはスティーブ・ジョブズは『まだ趣味のレベル』と言っているが、iPhone、iPad同様のアーキテクチャーを、テレビの領域にまで拡大するのは間違いないだろう。クラウドベースのiTunesからテレビにコンテンツをダウンロードするようになるのだと思う。

 そしてiPhoneやiPadがテレビのリモコンのような入力デバイスになるのだろう。多分年内、それか来年にはAppleはそうした製品を出してくると思う。」


 「Apple対Googleはまもなくテレビにも拡大」 http://techwave.jp/archives/51470558.html

 

  Appleの戦略にのせられてiPadが強調されるが、iPadだけではない大きな変化が起きている。 

◆◆◆             ご案内              ◆◆◆

 「子ども・暮らし・環境」フォーラム 〜人の成育環境としての自然〜ご案内


このたび、環境や体験と教育を研究対象とした4つの学会が連携し、それぞれの実践・研究領域の事例発表と、クロスディスカッションによる「子ども・暮らし・環境」フォーラムを開催します。それぞれの会に所属する研究者の交流を進めるとともに、重なり合う分野で議論を共有、新たな視点の開拓を目指すものです。子どもたちの自然にかかわる機会が減ることで、成育上の問題も指摘されます。人の成長の過程で、自然とのかかわりはどのような役割を果たすのか、それが不足・欠乏することでどんな影響があるか、社会で、生活の中で、野外の活動で、教育の場で、自然を通して学ぶことはいかなるものか、それぞれの視点から、議論を深めたいと思います。


主 催 : こども環境学会、日本環境教育学会、日本生活体験学習学会、日本野外教育学会

 

日 時 : 2010年7月3日(土) 13:30〜18:00 (16:45〜18:00は交流会)

 

会 場 : 立教大学池袋キャンパス・太刀川記念館        東京都豊島区西池袋3-34-1 

      池袋西口より徒歩10分、学院北門より徒歩1分        http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/

 

対 象 : 該当学会の会員、学生、ほか一般参加費 : 1,000円(資料代、交流会費、当日会場で集めます)

 

申込み : 下記申込み先へ、①氏名、②所属、③連絡先(電話、メール等)、④所属学会(ない場合はない旨を明記下さい)を記載の上、メールもしくはFAXで申し込みください。定員になりましたら、締め切らせていただきます。

 

【参加申し込み先】4学会フォーラム開催事務局     担当/森 高一FAX: 03−5432-5130   Mail:  kankyo@u-com.co.jp

 

プログラム(予定) 

 

 

12:30〜         受付 

 

13:30〜15:00  セッション1・「子ども・暮らし・環境」をテーマとした各学会からの発表 

 

15:15〜16:30  セッション2・上記発表をもとにしたパネルディスカッション、各学会紹介 

 

16:45〜         交流会 

 

18:00          終了

 

<セッション1>
セッション1では、それぞれの学会で今回のテーマに即した特徴的な実践事例を、具体的に現場の様子を交えてプレゼンテーションします。(質疑も含め各学会20分)

*各学会からは1事例としますが、それぞれの学会の総意を代表しての発表ではありません。あくまでも発表者個人の取り組みとしての発表となります。

 

<セッション2>
セッション1で発表のあったそれぞれの事例をひも解きながら、それぞれの学会でとらえている「自然とのかかわり」と人の成長、学びについて掘り下げていきます。

 

<発表者(予定)>
・仙田 満氏 (こども環境学会理事長、放送大学教授、環境建築家)・中山 豊氏 (こども環境学会専務理事・事務局長)

・阿部 治氏 (日本環境教育学会会長、立教大学教授)・岡島 成行氏 (日本環境教育学会副会長、大妻女子大学教授)・増田 直広氏 (日本環境教育学会理事、(財)キープ協会環境教育事業部)

・緒方 泉氏 (日本生活体験学習学会理事、九州産業大学美術館学芸室長)・南里 悦史氏 (日本生活体験学習学会会長、前東京農工大学教授)・佐々木 豊志氏 (日本野外教育学会理事、くりこま高原自然学校・代表)・坂本 昭裕氏 (日本野外教育学会理事、筑波大学准教授)

 

<展示>フォーラム会場前のスペースに、各学会の研究活動や機関誌について展示、紹介するコーナーを設けます。パネルやポスターでの掲示のほか、パンフレット、会報誌の頒布を行います。

 

<交流会>
セッション2終了後、同じ会場で参加者間の交流会を行います。簡単なお菓子と飲み物を用意しますので、情報交換、名刺交換等自由に進めてください。参加者は当日受付でお渡しする名札を着用いただきます。

 

企画担当 : 中山 豊 (こども環境学会専務理事・事務局長)上野 景三(日本生活体験学習学会事務局長、佐賀大学教授)森 高一 (日本環境教育学会理事、大妻女子大学非常勤講師)大石 康彦(日本野外教育学会理事、森林総合研究所多摩森林科学園グループ長)企画統括 : 日本環境教育学会企画委員会岡島 成行*、生方 秀紀、原田 智代、福島 古、森 高一  (*:委員会長)

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