記者会見をいつでも見られる
インターネット中継放送
4月6日の亀井金融大臣の記者会見は「JANJAN Politique TV」(JAN Poli ジャンポリ)のUstream.tvインターネット中継放送されている。 「JANJAN Politique TV」はその後も主要な大臣会見や会見などを中継している。
従来、ほとんどの省庁の大臣記者会見は営利メディアの「記者クラブ」の主催であり、「記者クラブ」に加入できない非営利メディア、インデペンデントジャーナリストには閉ざされていた。
しかし、昨年9月29日から外務大臣記者会見を岡田克也外相は「大臣」主催として記者クラブ加盟社以外に開放し、その後、いろいろな大臣・閣僚が記者会見を開放、今年3月26日から首相記者会見も開放された。
今年3月4日には、新聞社の労働組合「日本新聞労働組合連合」(新聞労連)が「記者会見の全面開放宣言~記者クラブ改革へ踏み出そう~」として記者会見の全面開放・記者クラブ改革に向けての提言を行った。
3月15日には新聞協会が従来の「記者クラブに関する見解」を一部改定し「記者クラブに関する2002年見解の一部改定で、昨今のインターネットの普及や多メディア状況を踏まえ、「見解」と「解説」に、報道倫理に基づく取材に裏付けられた確かな情報こそがますます求められることを強調するなどの若干の補足を加えました。その上で、02年見解の趣旨をあらためて確認し、記者クラブは公権力の監視、情報を公開させていくという社会的責務を負うことなどを確認しています。今後、会員各社、官公庁など主要クラブに送付、周知徹底します。」と発表した。
現在では、非営利メディア、インデペンデントメディアによるインターネット中継放送で見ることができる。〔録画も見ることができる。〕
金融庁も大臣記者会見を記者クラブと記者クラブ外(第2記者会見)に分けて行っていたが、3月16日から同じ記者会見となり、今回のようにインターネット中継放送されている。
さて、インターネット新聞『JANJAN』は、4月より「JANJAN Politique TV」としてインターネット中継放送を中心になった。
また、インターネット新聞『JANJAN』の「JANJAN市民記者ニュース」は別組織で4月下旬から新たなサイトで展開予定である。
インターネット新聞『JANJAN』の「ザ・選挙」の選挙結果、マニフェスト、国会議員白書など一部データについては政治学者などによって更新を継続をすることとなった。